Utakata
登録
Login
サイトのご案内
みち
フォロー
1
フォロワー
1
投稿数
16
頬あたる冷たい夜風 片手には肉まんひとつ 頼もしい帰路
15
強い
女
(
ひと
)
嫌うあなたが好いていた わたしの弱さ 早く捨てたい
10
夢を見た 笑い合ってたわたしたち なんにもなかったみたいな顔で
11
冷たいな 冷たくしたのは僕だった 優しくないと優しくされない
13
月見えぬ夜は大きな犬連れて 少し離れたコンビニ行こう
12
逃げられぬ 奨学金と雪国と母の電話と結婚話
16
ぽっかりと空く穴に吹く涼風を 寂しいと言うならば、いつでも
7
歌割りが少ないあの子 一瞬の輝き待ってしまうなら恋
6
雨降って喜んだろか青稲は わたしは少し憂鬱だけど
9
車窓から嬉しそに手を振る人の 先にも手があり それを見ていた
10
忙しない駅で何かを忘れたような まさぐるポケット 切符の角先
11
すれ違う人の目に花火 逆らって地響きを背にずんずん進む
9
なれないと知っていたけど将来の夢の欄にはメタモルフォーゼ
7
眠れない夜ひとり作るオムライス 丁寧に丁寧に慰める
10
二回
(
ふたまわ
)
り 歳の離れた先生がくれる「またね」 わたしの居場所
12
あぜ道や 首を伸ばせば星くずと夜露の甘さ 夢見るほどに
15