みち
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数ヶ月前の日記に書いた死は 乗り損なった電車みたいだ
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映画あれ見た?なんてことない会話でも スマホ越しだと遠いね 春は
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作っては比べて作りまた比べ 好きで終われぬ 終わらぬ創作
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今日もまた やさしい人の朗らかな挨拶だけで生き延びていた
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頬あたる冷たい夜風 片手には肉まんひとつ 頼もしい帰路
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強いひと 嫌うあなたが好いていた わたしの弱さ 早く捨てたい
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夢を見た 笑い合ってたわたしたち なんにもなかったみたいな顔で
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冷たいな 冷たくしたのは僕だった 優しくないと優しくされない
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月見えぬ夜は大きな犬連れて 少し離れたコンビニ行こう
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逃げられぬ 奨学金と雪国と母の電話と結婚話
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ぽっかりと空く穴に吹く涼風を 寂しいと言うならば、いつでも
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歌割りが少ないあの子 一瞬の輝き待ってしまうなら恋
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雨降って喜んだろか青稲は わたしは少し憂鬱だけど
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車窓から嬉しそに手を振る人の 先にも手があり それを見ていた
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忙しない駅で何かを忘れたような まさぐるポケット 切符の角先
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すれ違う人の目に花火 逆らって地響きを背にずんずん進む
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なれないと知っていたけど将来の夢の欄にはメタモルフォーゼ
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眠れない夜ひとり作るオムライス 丁寧に丁寧に慰める
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二回ふたまわり 歳の離れた先生がくれる「またね」 わたしの居場所
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あぜ道や 首を伸ばせば星くずと夜露の甘さ 夢見るほどに
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