Utakata
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はとば はるの
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憎しみと愛と祈りのたまごを育てています。
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世界からこまごま飛び出る糸くずで作ったの、極彩色の繭
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飽和した しゅわしゅわブルーのびい玉に しつこく残るキミの分度器
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少年は無知ゆえ半身天使らのなごりやどして片翼を折る
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人生を投げ出す理由だったのに きみの足あとまなうらで光る
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手違いで神につくられたガガンボのかろやかさ、それは天使に似て。
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遠くへとゆくたび影は増大し、ついにまぶたにすみつく白昼
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クレヨンでスケッチすれば色がゆびにうつる、どこまでが絵なのだろう?
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ぜん人類の言葉みまんの気持ちをさ 海に投げこんだ滅亡ぜん夜。
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朝焼けと手を繋げない夕暮れは夜空に星のなみだを託した
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ブレスユーそうして息を吹き返すあなたは稀代の完璧な死体
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破滅へと舵をきることできなくてサボテンを枯らすこともできない
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胸病んで海にでる夢ばかり見る 舵ひとつ無い折り紙の舟で
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「手にかけることもできるのよ」頤を擽る指を扼する指環
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似ているね。波紋を生んで駆けるきみ。沈む運命にある水切りに。
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優しさが軽んじられる世界なら花屋はどうして街にたたずむ
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かじかんだきみの指先と冬に咲く桜の区別がずっとつかない。
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ほうばったチョコマーブルが錠剤にみえて「最近だいじょぶそ?」
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過積載 いや、化石のお祭りじゃなくてね きみはそのまま身軽でいてね。
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そんなんじゃ生きづらかったね飛ぶまぎわ上履きをそろえるいたいけさで。
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目にとまるように伸ばした祈りたち 野でも庭でも花は綺麗だよ。
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地の底で溶けて抱き合っていたぼくら なり損ないの星座だったね
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永遠は想うときのみそこにあるらしいねぼくらは花火になろう
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連れてって!あんまり違いないんです!え?粗大ゴミは今日じゃない!?
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闇の殻這い出づる強きたましいの やわこくてあおいへその緒をにぎる。
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夢の淵でふらふらのかかとをくすぐった波がコンパスと引き換えに朝を。
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君の名をよぶとき息を整えはじめてる、さがさないでください。
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宛名らん「かかなくていいの?」と問うきみは へんじを返すきみじゃないでしょ。
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太陽が空を照らしなどするから青は掴めないものなんでしょう。
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鼻歌は うたというより 楽器だね ことばも恥じらう純粋さでさ。
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その恋は 鎖じゃなくて風船です あなたが高く高く飛ぶための
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