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坪庭の前栽越えて縁に差す秋日明るき八畳の部屋 /河道屋養老
16
隣室の蕎麦啜る音かき絶えて坪庭の木に鳥の声する /河道屋養老
16
硤合(そあい) 氏のノーベル賞の「キラリティ」にサリドマイドの悲劇思ひぬ /硤合憲三氏ノーベル化学賞受賞
11
クッションを抱えて座る定位置で沈む分だけノイズを
弾
(
はじ
)
く
6
黄金なる銀杏並木で繋がりし細き小指を今も忘れず
16
朝帰り知らない香り纏う君 法がなければ殺してください
8
夕暮れのチャイムが街に響く頃 秋の駄菓子屋10円ゲーム
11
学校の国語算数理科社会 音楽図工保健体育
7
大切に小箱抱える女の子 秋深まりし町のケーキ屋
18
ノーベル賞衣替えとか冬布団そんな目安の暮らししている
6
「そあい」てふ読みを「硤合」と変換しユーザー辞書に追加をしたり。
14
お日様が当たる布団の心地良さ 知るや知らずや蜻蛉休らう
29
ぶんと言う音立て耳の横過ぎるカメムシ飛んで窓差す夕日
20
迷いつつ長袖を着て秋もまた月に帰りたかったのか、など
7
月夜にも 数多の星に 恋をする 芳しきかな 命の薫り
13
炊きたての 新米薫る 食卓に 秋刀魚あらねど 秋は
訪
(
おとず
)
る
36
しあわせは見えないけれど風に乗る金木犀が満開ですね
18
もう死にたい
そう願うたび
浮かぶもの
あなたのせいで
あたし死ねない
10
言ったっけ? 楽しい話 好きな事 何度言っても 大丈夫です。
6
戯言を 利用する者 される者 国の行方に 止まぬ溜め息
12
グー◯ルアース
(
ソラ
)
からの画像で変わった街並みにかつての思い出浮かべて重ね
10
かくんとさ 首の揺らぎは 止められない 無意識に意識飛びそうです
4
もう君を 思い出せない 固まって ふたの取れない 絵の具のように
14
「胸弾む」 えっ胸ですか 胸中の 思春期餓鬼が また顔を出す
7
右右に それて消えゆく 台風は 波を
煽
(
あお
)
りて 政治のようだ
12
onoresurashinjienuminohitonikosoadaoshinjirumichiwanakarame
3
偶然の 出逢いもたらす 一瞬は 尽きたるまでの 一里塚なり
16
また連休お出かけ日和乗せられて毎週のよう近くの公園
8
晩秋の 残る仕事の 灯火に 羽虫一匹 なれも残せしか
8
カチャカチャ
(
硬券
)
と 音が鳴るのは いつだった 顔認証は 現実にある /改札
8
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