夏の朝 開かぬ扉の 最後尾 我の後には 一人も来ずに
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8月の、朝のぬるめの温度感によく似た君のずるい優しさ。
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自覚せぬ罪には罰を捧げよう 頭を垂れよこれが救いさ
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僕は見た沈む夕陽のその先へ 落陽を越え飛び去る竜を
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黄色よりうす紅色に変わり行く庭の風情ふぜいを縁側より見る
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旅の空 つきない想い 絵はがきと 18きっぷ いまもこの手に
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抜きん出て我咲く放つ山百合の説いているのは協調性か
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セレブしか行けない国なの?ねずみ国 九月一日課金記念日
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歌詠めぬ恐怖と意地のせめぐ朝 心ゆれなば 境界きやうがいあらず
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数値悪し 四十下りて のびのびと  いらぬ数増え 給料増えず
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ウドの花のメルヘンチックな可愛さに小さな妖精隠れてそうで
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境界線   雲と空とが話してる「今日も白いね」「今日も青いね」
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酒などが あるのが悪きよ 某が  呑み討ちて 御座候よ
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遠方の君の思ひもその声も 耳許に連れて来るる電話スマホ
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地に落ちて蝉ジイジイと断末魔 柴犬じゃれる 暑さのさばる
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キノコ雲立ちしヒロシマ黒い雨 いまドームの空へ鳩の飛び立つ
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仕事では 微力尽くせし 外面も 家ではだらけ 掃除進まず
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ソルベってシャーベット ぐぐる朝まだき エアコン切るか 迷いのベッド
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ダル重い 体起こして 目をこすり  食器を洗う 土曜日の朝
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朝猫の 顔擦り付け フミフミも  もの食い果てて 猫の散るらん
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只酒を 聞きいざ駆けゆ 酒宴楽しも ブランデー無しに そこはかとなし
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ソルベってなんだと言う母 気に入りて 白桃ソルベふた皿目食む/百歳
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嘆きつつなほ永らへむ道を行く己が定めと言ふほかなしに
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立秋の声きき逆に暑くなりエアコン様のありがたみ知る
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堪えたる 猛暑日のちの 熱帯夜 虫の声には 秋の兆しも
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梅雨明くる 報せあれども我が暮らし さして変はらず暁を待つ 
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言の葉を横に並べて耽りたる丑三つどきの落武者のわれ
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愛してる 相手が誰か見えぬほど 愛してほしい 雑踏が好き
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立秋の 気配を少し 感じ取る 日が暮れるのが ちょっと早まり
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2階から 10階までの エレベーター 増える数字を 2人で見つめ
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