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朝方にわずか二時間草取りを 昼寝醒めたら既に夕刻
10
暮れかけて 表通りの打ち水へ 通りすがりの三毛立ち止まり
24
代々の 猫世話焼きし 下男吾 猫語も堂に 入りしもまだ
11
乳児らの
俥
(
くるま
)
押しゆく保育士の知るか知らずか
拝一刀
(
おがみいっとう
)
13
湯を浴びし 室の縁にて 指示す猫 猫語で返せば 訝しみて見る
9
哀しげな歌詞を欺く長調の調べ明るき「お千代さん」の歌 /2026/8/8NHKFM歌謡スクランブル
8
長唄の『カレーライスの唄』と言ふゲテモノ吐きし貝の耳かな /2026年8月8日NHKFM杵屋佐喜『カレーライスの唄』
8
繰り返すさざ波のやうに押し寄する目まひと吐き気 「笑いの日」にも
10
「ハ(8)ハ(8)ハハ」の笑ひの日にも笑はれず差し込み堪ふ老いの太眉 /八月八日
8
ふたりめの大事な
相棒
(
バディ
)
無くすなよ飲めないままでグレングリアン
4
カツアゲが議員同士のことならば するもされるも政治から去れ
5
点滴の代わりになってちょうだいね明治エッセルスーパーカップ
7
補聴器をやたらすすめる店員よ♪うっせぇうっせぇうっせぇわあんたが思うより地獄耳
9
夏が来てトルクが伝うインパクト工事の汗が床に滴る
14
ミニバラの首を落とせば手のひらに金魚の腹の丸さで触れる
9
言ったよね眉間やアゴに毛はNGって ど根性気質の吾そこにあり
5
西の陽に蒸されて籠る草の息 宵の西瓜を抱いて歩まん
9
遊泳にて冷ゆ体に
染
(
し
)
む 屋台のお好み焼きの 温もりと味/就学時代
17
快晴の 外を窓から 眺めつつ 布団でぬぼぬぼ 夏休み初日
9
やってくる 私を狙って たえまなく うずの煙が 私を守る
5
幾分か湿気少なき朝なれば昔の夏のよみがえりおり
8
AIの
脆
(
もろ
)
さ憂える人類よ
汝
(
なんじ
)
ら
識
(
し
)
るや神の悩みを
6
冷静な君も「やだやだ嘘でしょ」と叫ぶしかないスマホ凍って
18
鬱患い 落ち込む君に 手を握り 優しくハグする いつも一緒だよ
10
P
P
M
念の為だが言っておく 「ピーター・ポール
&
マリー」
8
空蝉の 透ける軽さに 身を重ね
4
酔い満ちて 膝に伏せたる 単語帳
3
舞台裏 足裏揺らす 重き音
3
暮れぬればあすをも知るき長き日をいかで同じく巡りきにらん
3
検索の 小窓片手に 語を拾う
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