眼を惹く本 「不健康は’悪’なのか」健康文化にそもそも論
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「ほら最近 流行ってるじゃない?長生き」と かろやかに笑う 人生の先輩
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女房より六年長き付き合いの友と酌む酒 梅のほろ酔う
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許すまじ 苦しみ生んだその根っこ 誰がゲームを操ってるか?
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シャバいのがシマを作ってその中で価値がないことばかりしている
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いわし雲釣つてみやうかプラプラと折りたたまれたアンテナのばす
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「つまんねえ」口に出したくなるだらう決めつけられたここにゐること
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伏せし妻 匙くちもとへ運ぶ夫  寄り添い生きし 老老介護
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記録にも記憶にも残らないぼくらの仕事は大河の一滴
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ばるより瑞々しいね私たち ただ空見やる瑠璃のふたりよ
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ダリの絵を 鏡に映し 世界見る 自らこそが あな如何(いかが)わし
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ああそうか木の葉は小さな翼だね散るまで羽ばたく季節の風に
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無い物は 別にいらない ったもの 返せ、返せよ 我慢ならない
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無関心 強きにおもねる 人が増え いつの間にやら 「弱者」在り
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答弁が 何か白ける 予算委の 三分の二超え 台本通り
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泥濁る溝に小蝦ざりがに釣りし日は舗道となりて靴音のもと
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白雲に 匂い立つよな 桜花 遠くから見る 桃源郷
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眠い朝 目に鮮やかな みどり色 菜花の里に 春隣はるとなるなり
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足を止め 朧月夜を背景に 梅を眺めつ 風に身ゆだ
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来年度 新たな組織 改定に 頭悩ます 適材適所
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君と我 互いのぬくもり分けあって 過ごした時間 減りゆく春へ
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雪解けも彩り褪せしさくら草 運命さだめを生きる輝きの外
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眠りから覚める合図や梅一輪開きて庭の色づき始む
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樹々の間に小さく聞こゆはそら耳か優し調べは春の声やも
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降り積もる 雪に吸わるる 音もなし 霜柱踏みて待ち人来たる 灯り灯り 馬いななくや
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ふき味噌の 香りと苦味のハーモニー 春の息吹を噛みしむる朝
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ベランダにそそぐ春陽はるひの強さ増し庭の雪塊もちりちり昇華す
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春寒(はるさむ)に 悔いることなし おぼろ影 陽射し影朧 夢かうつつか
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春立ちて くれないもえる 枝垂れ梅   おぼろ月夜に夜の影朧 去ぬ後ろ影  
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滝つぼに 梅の花 散る 樹つららの  雫したたり  梅の残り香
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