梅雨入つゆいりを告げし 笑ふ薄紅色 路端ろはたにて 伸びゆく立葵タチアオイ
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あのふたり一年足らずでゴールイン?そりゃめでたいねところで君は
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傘を持ち、ささずに濡れるあの人の交じらいがたさ 交差点にて
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ぼんやりと 思い出すのは 淡い君 風が揺らした 群青の夏
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見つめてて 画面の向こうで 歌う君 ぼやけてるけど 見つめているよ
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死にたいと 思ってる割に 買い直す  準固体電池 モバイルバッテリ
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アメリカの 映画音楽 見ず聴かず 今訪れた 和解の時が
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きみがいた期間分だけ忘年をするさとふるの蟹半分食う
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付き添いの一日がかりに疲れ果て 受診するかと迷ってみたり
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夏休み プールへ行った 帰り道 禁断の味 コーラにむせた
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手入れせぬ庭にも甘い香りして今年も咲いたバイカウツギの
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もうひとつの顔と名前を手に入れた真犯人は夜へと潜る
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一年もかかるのならば今すぐに始めなくちゃね安泰なうち/悲願
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初夏の峠は濃ゆく緑増し ポツポツ白くナナカマド咲く
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路地裏の軒にはじける雨水に濡れてもしばし見入る紫陽花
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伏す父に 席を譲りし 青年は 青い目をした 西洋の人/感謝
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くしゃみしてうるささ咎める人は居ず咳に労りくれるもおらず
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「ねえパパはどこへ行ったのママ」「庭にいるわよいつか掘ってみなさい」
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石鹸の歌うたひつつ子と湯浴み石から生まれし泡にまみれて
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トンネルにルージュがひとつ転がってイヌサフランはしずかに咲いた/折句・トルコ石
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公工事 整備点検 おろそかに  気候変動 見通し甘く
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たけのこが身長ほども伸びたので切ろうと思うまだ切ってない/せっかく伸びたものを
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たんぽぽが咲いてた道の道端にシロツメクサが今群れている/折々
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不埒なるチラシは今もカラー刷り 自粛警察さあ出番なり
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アパートのガラスの向こう坂のうえ温室猫にまた会いに行く
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勤勉もプロ魂もほいさっさ 計画運休それでいいじゃん
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受け取った薬の容器色サイズチグハグになるあり合わせ技/ナフサ
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謝罪して理屈にこころ追いつかず溜め息ほどでない息を吐く
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下げ慣れた頭は薄くなりにけり先月値上げしたのに更に
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文字数も 型も忘れて 想うまま 書けばいいと笑う山頭火さんとうか
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