Utakata
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さく
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書きたくなったときに訪れます
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煌めいていただけなのに人はみな目印にする 君はポラリス
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またひとつ歳を重ねて私から放つ光も一光年進む
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大昔死んだ魚が燃やされてあなたの家のランプを灯す
5
気まぐれに「づ」と「ず」を拾い入れ替えて君の反応を見る神様
6
子どもたち 泣いて光って遠くまで行け 誰の手も届かないほど
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「確かに」を使いすぎたらそのうちにカニになるって ジャンケン弱そ
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魂の容れ物でしかないくせにこんなにも言うことを聞かない
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引っ張るとどんどんほつれてく糸が君との関係みたい、そうでしょ
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地の文か日記のような淡白なツイート 明るいあの人のもの
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気休めと言い聞かせてる占いの結果が頭から離れない
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この怨嗟 誰が仕向けたものでなく己が生んだと思いたい夜
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ゆるやかに自殺をしたい 致死量を無視してグミ型サプリを食べる
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タブを消すたびにあの日が眠ってく 消す、消す、消さない やっぱり消そう
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言葉などない時代でもわたしたちただの母音で強く叫ぼう
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名前とはあなたがあなたであるための祈り、もしくは魂の型
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宇宙ってなんにもなくて でもたまにあのとき捨てた祈りが見つかる
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百害の先の一利が眩しくて走り続けるしかないみたい
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借り物の知識で埋まるストレージ 取り出せないほど奥にアルバム
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これが愛だと確信はできないが そうならいいな、とは思います
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手をつなぐ 離せるようで離せない赤子みたいな力でぎゅっと
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もういいよ 出てきていいよ 閉じ込めてごめんね 一緒にここから出よう
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わたしだけ無骨なコート きみたちの何も守られていないコート
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「今日降るよ」 愛してくれた人はもういなくて傘を玄関に出す
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夜なのに傘を差す人 新宿のネオンライトに身を灼かぬよう
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透明なしろみの中につつまれて割られる日まで揺蕩いねむる
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今日の朝何食べたっけ ばあちゃんはどんな顔して笑ってたっけ
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私とは消えない連続性の過去 パジャマに跳ねたトマトケチャップ
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ひび割れた心に金を継ぎ合わせいつかは博物館で鎮座す
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身勝手に重ねて泣いて夢を見て君を応援していて ごめん
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孫を抱き「懐かしいな」と父が言う 知らない記憶 いつかの話
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