Utakata
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すもも
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マフラーからはみ出た耳たぶの林檎色きみがかわいく色付く季節
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冬の海に放った指環 約束は寄せては返す波間に消える
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会話中時折混ざる関西弁きみが暮らした土地の残り香
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あいみょんを口ずさみながらチャリを漕ぐ 夜はどこまでも陽気になれる
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叫ぶみたいに歌うスピッツ悲しみを声と一緒に空へ吐き出す
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冷めきった紅茶をレンジであたためる心の温度は取り戻せずに
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珈琲とミルクの境界が溶けてゆく 気持ちの終わりはすべて曖昧で
16
今日もまた眠れない夜やすらかに輝く月を一人占めする
15
あの人を見つめるときの君の
瞳
(
め
)
の淡い優しさが大好きでした
13
ふと気づく くだらぬ日々を駆け抜けることこそをただ幸福と呼ぶと
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青空に浮かんだ月が光り出す長々し夜はもうすぐそこに
14
「寒いね」の四文字ですら喋れずに「好き」と言えるのはいつになるやら
15
色褪せたアルバムをそっとめくる祖母の横顔に浮かぶ恋する少女
14
星を指で繋ぎ星座の名を語る隣の君が何光年と遠い
10
人はみな死んだら星になるらしい 君に見惚れてもらえるだろうか
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暮れなずむ空伸びる影金木犀ふたりでいてもさみしい季節
13
湯気上る餃子を口より
溢
(
あふ
)
れさせ涙目の君よ変わらないでいて
11
二十四時孤独に光るコンビニは宇宙を揺蕩うひとつの惑星
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手のひらにそっと包んで願う
様
(
よ
)
なおまもりみたいな恋をしている
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「この花の匂いが好き」と笑む君がしあわせな夢を見れますように
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陽光を瞳のなかに閉じ込めたあなたになれたらどれだけいいか
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笑うたび上下する喉のでこぼこにあたしには出ない音を感じる
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