たんたんと しかいをこなす あなたみて わすれちゃったの? わすれちゃったの?
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何もかも 引き受けるのも 覚悟なら 潔く身を 引くのも覚悟
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カモミールお茶の香りに眠る君思えば距離も近き夜かな
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深夜、だれもが孤独な時間。眠れないわたしだけが孤独な時間。
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紫陽花の花見る酒に君の抱く憂いも晴れて温き夜かな
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最後なる 人形劇の 祭りの日 長ぐつはいた 猫と待つらむ
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軟骨ピアスが眩しく 「痛くない?」と 凡庸な質問しか出来ず  
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かわいそう その言葉が胸に刺さって抜けないまま生きている
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久しぶりに触れた鍵盤は重く 古びたのはきっと私の方
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真夜中が答えをせまる時があるなんでもないと心に言え寝ろ
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月の照る波に寄せ来る玉石を君とぞ思ひ一つ掴みぬ
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創造を手放す人は 誰と問い こっくりさんは神と答えて
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黒いチョーカー首に着けてる女なら孤高の豹になれる気がした
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タトゥーチョーカー黒テグス無く作り出すクリアテグスの清らかな風
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手を繋ぎ君の歩幅に合わせ行く十五夜なれば王と姫かな
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見守りの芽は花になり種を撒く父の手思ひ泣いて良き朝
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あなたなら見せてもいいよ背中向け知らない傷を数えてひとつ
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循環の釣りに子となる日の夢の終に捉えた鮎は放流
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遠すぎて地球は行けぬ他銀河の星の人から聞こえて来そう
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土と樹に岩とか苔と草花と瀬が在る山を残したきかな
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調べれば 何かとわかり できること 多くもやはり プロは別格
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せめてもの野菜ジュースで乾杯を!この愛おしき怠惰な夜に
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前言を二度翻し木阿弥の 同じ向きなる 同じ花見る
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「釧路八重」とう名を持つ桜花ゆっくり散りて五月がおわる
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閉院せし山口医院の売値なる二千七百万円に邯鄲かんたんの夢
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式場で真珠と涙取り違え白露に 風の吹きしく 秋の野は つらぬきとめぬ 玉ぞ散りける 037/100 文屋朝康
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歌をまねブレーキ五回踏みし夜のバックミラーの彼女は何処いずこ
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玲瓏れいろうなガラス細工と見間違みまちがう瞳に結ぶ待宵まちよいの月
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気忙しく過ぎし一日ひとひを締め括り ささやか祝う結婚記念日
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エンゼルクリームのチョコは均等に一ミリ違わず姉弟でいる
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