影を踏まれたら二度と戻れなくなる星があるってご存じでした?
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座席にて 車窓眺めつ キャンデーを カラカラと鳴らしつ食む少女
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ナカムラは絆創膏を嫌うから他人の痛みに敏感である
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知らぬ間に私が悪いことになる レモンケーキを見ると思い出す
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激しくて コロコロ変わる お天気に 重なり合いし ある国の「長」
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父母(ちちはは)を迎えしお盆 彼の岸へ 共に行くのも それもよきかな
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窓掛けの間突き刺す閃光や 再三天の雷鳴を聞く
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行くすゑも処すべき道もわきまへて なほ生きまどふ浅ましきわれ
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もう生きていたくはないと懇願すよわい密かに図り得る日々
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墓掃除仏壇掃除庭掃除ご先祖だけが客の盆の日
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入浴は 命の洗濯 にはならぬ 乾かぬ心 いやなにおいと
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その声に心を澄ませ耳澄ませ今目の前の小鳥はきっと
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まあまあの 知名度のある コンテスト 上位入賞 絶賛妄想中   
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「それでも君に生きててほしい」と言うあたしをつくるは骸の山
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ポケットで黒イヤホンをほどいては曲に歩幅を奪われている
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息子らが 戻った後の掃除しつつ 我は次回の カラオケ選曲
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盆休み意味の不明な電話来ぬそれは私の担当ではない
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刈られてし夏すいかずら在りし日の白から黄色に変わる姿を
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狭庭辺に こうべを垂れし百日紅さるすべり ご先祖様を迎えて揺れる
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情薄く笑顔見せない義姉と会うあさって土曜気が重過ぎて
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晴れ上がる夏空白い歯甲子園スライディングで匂い立つ土
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ヘルパーがどんな人かで決まるんだ利用者側のQOL
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たよりがいあるヘルパーが辞めてから我が生活は立ち行かなくて
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思い出せ一年ぶりの盆飾り壁の曼荼羅歴史を語る
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洗わないベッドパッドは変色し三年分の染み込んだ汗
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たとえ手が届かないほど遠くでも 想い届けば降り積もる花
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地球儀に 変化の兆し まざまざと ドローン飛び交い 雷雨に打たれ
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じんわりと 渋皮剥けて 元の姿 淡い誘いに つられる夜は
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陽の落ちる時間が少し早くなる暑さ遠のく夏の逃げ足
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浅草やスカイツリーをはすに見る昼から電気ブランを呑んで
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