何か
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もしもしと もろもろ申し 師もすこし 詩文字起こしし もちなおしもし
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風吹けば すぐに燻る 残り火の 行く先として 灰は知りつつ
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皆を責め 皆を咎めて 皆を見る 鏡は知れど 見るに及ばず
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虎の皮 似合うと信じ 風吹けば 間に間に透ける 痩せた誇りよ
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善の名で 刃を磨いて 撫でてやる 血の出ぬことを 誇りに思うな
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人の輪に 声より先に 息があり 流れに触れて 名を置かず立つ
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木の葉濃く 新芽を通して 思い出す 吹き通る風 知りつつもなお
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在るも無く 過ぎゆくものを 身に預け 雨待つ森で 腐葉土を噛む
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品を着て お金を食べて 礼尽くし 誰も見ぬ間に 小便済ます
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生きる知恵 守り続けて 痛み出し 気付かぬうちに どこへ向かうか
8
今じゃない そして今だけ 過ぎていく この身体だけ 過去に残して
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無いものに 名を与えては 可愛がり こぼれ落ちては 嘆く可愛さ
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冬灯り 湯気をつついて 我が子妻 在るもの見えて 何を望むか
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刀持ち 何も斬れずに 夜が明け 泥無き手だけ 今日も震える
6
斬らぬ美を 鞘に封して 磨き上げ 泥知らぬまま 戦さを語る
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母の顔 馴染むふるさと 首落ちて 賑やかな街 春は訪れ
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しわがれて 若芽で枯れて 霜の夜 無き花求め 今日も爪立て
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山越えて 街を過ぎゆき 立ち止まる 人の在り方 晩の献立
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逃げ続け 逃げた先でも 陽と陰 際にぶつかり 落ちる気もなく
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