Utakata
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TOUARENMEI
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窓の外ここは日本と思うほど 蘭の街並み気分は異国
4
海の上動かぬ
御艦
(
おふね
)
眺むれば 海はゆかぬが国を動かし
4
人間の形も残さずあの光 最後の街は長崎で
4
一瞬の光に包まれしこの街に 残るるものはなにがあるのか
6
秋の朝緑を散らし流るるは 小川を滑りゆくは大海か
3
異国の地玉を散らすは一枝の 祖国無念は多くのこりしか
3
富士吉田しずかに見れば勇み立つ 化粧を落とし夏の山かな
4
桜咲くせちなる想い気づかるる あなたの栄をただ念じては
6
花の色変わりて今や幾年か 千々の想いは静かに散りて
4
破れても想いは変わらず今もなお 目頭熱く戀は悲しき
5
桜月シロきをまとい沖縄へ 國の名刀桜と散りて
5
あさぎりに かすかに見ゆる 人の影 想いも霧に 包まれ初める
7
あの人の名前も呼べず漏れる息 いざと言えどもやすらふばかり
8
朝露にうつりし君は尊きと あゝこの國は我の誇りなり
9
あの人を想い続けて三年目 諦めどきと言われても...
7
あゝあの人に伝えたきこの二文字 されど伝えれぬこのはかなさよ
7
學生の 青春散らせし
時代
(
とき
)
とぞ思ふ あゝあの人に 二文字を伝え
8
八月の 島の暑さと 飢えにより 貴様も見ずに あゝガ島にと
3
枝桜 積は白き 桜かな チリしときは 鴇色にそまる
4
葉桜の 散り初めるときと 問ふたれば 秋風ぞいつ ふきさらしたか
5
桜散る 季節はいつと 問ふたれば 黄色き花が 咲き誇るなり
5
桜咲く 陛下の城の 外堀に うつるは古都の 名残なり
4
夏の日に咲き続ける紫陽花は
他
(
た
)
に比べてはかなきものなり
8
あの人の名前も呼べず漏れる息 いざと言えどもやすろふばかり
6
この想い抱きしときはいつなのか 気づけば意識はあの人へ
6
櫻花蕾も咲かず戦地まで 気づけばここは花の都
5
硬筆や最初は良いが書くにつれ 手も動かず目をも惑わす
4
昭和初期これほどの時代がありようか これを見て君は何を想うか
5
大正やその
命
(
めい
)
こそ短いが 無碍な時代と思うらむ
5
櫻花歌えし君の短歌より 國への想い弱くなりにけり
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