アイウォントゥー 青い方便しわくちゃで 描けぬ写真は もはや赤くて
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こんばんは!ラツーダ、デエビゴ、ロキソニン 泥のドレスでワルツを踊ろう
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ネギを切るからい香りで満たされて一人暮らしはキッチン狭め
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陽が堪え這う這う手にする炭酸水 泡が弾けて今夜はビール
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幸せの定義を君に聞きたいな 百二十文字以内で答えて
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やわらかい部分を切り落とさないで生きていたいな(死にたくないな)
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食べたいな群馬の美味しいハーゲンダッツ 国際線のJALの機内で
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目薬と 友達になり はや二年 新しい友 部分義歯
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あらシッポ?あららお耳が?見えた気が(笑) ねこ母もねこ ケアして生きましょ😸>ひさかた乃様へ
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気の長いあなたが去って薄くなる紅茶のいろと土曜日の月
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アジサイの つぼみ膨らむ 道端で 今年の梅雨は 長いと思う
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あくび噛む朝礼中のトリップは 国語便覧百◯三ページ
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納豆についてるカラシ辛くないでも練りカラシ買うほどでもない
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目を病んで 過ぎた年月二年半 元はと云えば 帯状疱疹
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環境の変化に弱い私って実は猫かも知れないな、うん。/ねこ母CAT様へ😊
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ねこにもね めんたる・けあは ひつようよ かんきょうへんか環境変化に よわいのが ねこ
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お試しで半分のこしたズッキーニ 無限レシピで ごま油と塩(うまー)
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友の呼ぶ砂場に 違和感を覚え 落とし穴を見破った りし日
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みえすいた別れの予感は食べつくし 離れることなく朽ちていきたい
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こわいから逃げているのではないのです逃げている自分がこわいのです
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オレンジのバックライトに照らされた独自フォントの「8」つるつるの
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水の音 草木の青さ 清い風 それら全てを鴨川と呼ぶ
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とびきりに きらきら私を飾り付け 今日の夜空にお邪魔させてね
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青空を雲が覆った昼下がり涼しい風が背中を押した
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孤独とね気だるげスパイス切り取って 投げれば愉快な不幸のお裾分け
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そんな暇ないはずなのに手が伸びる『微分積分のすべてが分かる本』
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溢れそうな雪解け水を眺めてたつい最近の日々遠くなる初夏
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近所じゅう田植えで忙しこの時期は納税通知をひたすら処理す/五月は税の季節
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山歩き 森林浴と 湿原と 五感を使い 命の洗濯
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曖昧なきみとぼくとの境目は来る夏の湿度にまかせて
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