寒天の 中空(なかぞら)高く 泣きそうな 顔して月ぞ蝕(は)え 初めにける
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バファリンを探してあぐねて泥縄の混沌と化す抽斗ひきだしを混ぜ
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大雨の去りてそろりと梅雨入りす 更待ち月は待ちくたびれて
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月つとめ月経の隠語冷房の風険しくて吾を癒やすは窓越しの風
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雨近しせはしくなりぬ風鈴の音も孕みし酸漿ほほづきの殻
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薄冷への朝 入梅ついり前の曇天 跳ねし前髪 手櫛にて撫ぜ
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鳶の目の映すうつし世写さむと染むる筆なき我が手恨めし
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その時の 勢いで書き 駄作なり 考え抜いて 駄作に戻るぅ/ (泣)
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テレビから「荒木さん」のセリフには反応するなよ君はアレクサ
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本格のハイレグ水着のシャチ姫に 追われて泳ぐ私は鰯(日曜水練)
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サバ缶の味噌汁すするあさげ時目玉焼きならにんにくオイル
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渋滞で動けぬ君へ遅れても良いと返信できる喜び
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笑っても泣いてもそこに君がいてこんな気持ちを恋と名づけて
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数ヶ月ぶりにパックをした朝に雨が降ってるたまには良いよ
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馴染み無き町に彷徨ひ人求む我も小さき旅人ならむ
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マジですか花火売ってるコンビニで今年もきっと暑いエグいよ
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卒業のアルバム見れば遠い日の風の匂いが今をすり抜け
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梅雨寒の街ゆく人の服装は 長袖七割半袖三割
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夕暮れどき しんしつ寝室・かーてん ちょいと開け おそとみるのが チビ猫ルーティン
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時と言う川に流れど抗える過去ある人は幸せだろう
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泥の中 ぷかりと浮かぶ 睡蓮の 白い両手に 飴を入れたし
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朝晩の冷えはつかものぐさの着てる七分に日除け腕カバー
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うす曇り 少し風あり 心地よし 何でもできる 欠伸もよおす
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寝る前に あなたの大きな耳たぶを 思い出すのは 恋かもしれない
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新品のバスマット敷く二千円で幸せ早く買えばよかった
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ルーティンのピース二、三個欠けゆきて 四、五歩近づく 老いの足音
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教習車 後ろから見て わかる汗 昔の自分 そっと距離取る
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愛でて泣き 笑った日々はここにある 「ありがとう」へと変わる寂しさ/嵐の止んだ日
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もし世界が明日滅んでなくてふたり愛し合っていたら皿洗いなんかしない
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埋め込んだ金属が鳴く氷点下きみのかみさまは多分盲目
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