石ころを蹴飛ばし空を仰ぎ見る秋晴れ続く今日このごろ
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秋の陽に柔らかく吹く風受けて揺れる秋桜瞳をさらう
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来世では でっかい鳩に して欲しい パンのくずとか くれたら嬉しい
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看板に ひきつけられて ランチする おばんざいには 優しい出汁が
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幾重もの 季節うつろい 時経ても 仏のようには なられへんわ
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夜勤して 手取り九万 バブル期も 負け組にして 銭縁遠く
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古都はいま燃へ立つ炎散紅葉 水に流れて朱の河原へ
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スーパーで冷やし中華が見切り品今日が最後の食べ頃なのか
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朝体操 一、二、三の 掛け声に  落ち葉飛び入り お引き取り願う
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滑空す白鷺一羽白樺湖 光を帯びて水面を滑る
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徒然なか犬と戯る秋渚 寄せる白波ともに跳び越へ
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秋桜軽やかに舞へ円舞曲 夕日の丘をピンクに染めて
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うっすらと浮かぶ輪郭三日の月 抱く分身黒きゆりかご
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訊ねし相手の名前を忘れぬやう 油性ペンにて記憶に書きぬ
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風のタクト 赤 黄 緑の葉を揺らせ 桜並木に色の旋律
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明日(あした)へと続くリズムを刻んでた裸足を波にひたし濡らして
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「じゃあ、またね」いつもと同じ別れ際「Ciao」の響きに送られてをり
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アキアカネ 日差しのつよい グランドを 悠々飛んで こちらを癒す
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期限前 もやし沢山 冷蔵庫 無限もやしが 今日のおつまみ
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予定やら体調ととのえ早起きを病と切れぬ通院の手間/通院日に
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生者にはもはや教わることはなし嘯(うそぶ)き握る夏のハンドル
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毛づくろい とどかニャいから あたまとか せなかなでられる ねこはうれしい
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揺れるバス ひたすらピン!と背をのばし 一人体幹トレーニング
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秋の畑取り残されしピーマンの真っ赤に熟れて陽にきらめきぬ
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新米を研ぐ指先に秋の風 満つる我が家にひかりを配る
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髪質も変わってくるし仕方ない つむじパックリ割れるのが嫌
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語るとも聞くともなしに秋の風そよとサウンドオブサイレンス
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めっきりと深まる秋に 朝の駅 ホームのベンチでしばし日向ぼっこ
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真相は ※(こめ)の欄にて 極小で 書かれ老眼 あざけ笑うか(題/ゲス広告)
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ああこれは秋の匂いだ深呼吸空気入れ替え終わったらしい
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