背広着てジェントル然とした私 頭の中は幼稚な妄想
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冥い日の十五時半で点灯す ヘッドライトが氷雨をよぎる
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キャンセルを押して終わるは早朝の浅草散歩夕暮れ銀座
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国の未来 知らしめるように 次つぎと 咲く場所呑み込む 外来種の花
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七十の坂を越えたる我なれど 見えてるものの変わりなきかな
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ラヂオからなぜか流れるハワイアン 氷雨降るなか日なた湯のごと
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平凡に静かに生きる願いあり ただ山を見て青空仰ぎ
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悪友は祖父にもにもおもふもの同じ歌読み同じ月見ゆ
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姉の名の ふりかけある事 嫉妬して 拗ねた紫色の思い出    (ゆかり)
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薄青い空ふっくらと朝焼けた雲が流れる鳥が散らばる
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未来予想 オールドメディアは煽りつつ紙面の片すみ 干支の運勢
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この星の真中まなかに咲いて誇れとふ眩し言の葉くうに舞いけり / アベノミクス幻想
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次々と 仕込みの肉に串を刺す 女将の首に薄っすらの汗 
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告別終えて私のかぐや姫暗闇の池に浮かぶ満月
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初めての短歌の書籍は猫の絵で僕はいつでも猫に魅せられ
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長袖を着て過ごしている今日この頃 自販機だけがまだ抗ってる
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ひび割れた爪をあなたのあたたかな手のひらに乗せて切ってもらう夜
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透明な花火のように広がった 波の下から見上げた雨は
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銀木犀のお湯は 後日のお楽しみ もっとゆっくり 浸かれるときに(バブから数量限定で、金木犀と銀木犀が出てます)
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遠距離でおんなじ番組共有LINE楽しい夜やでラジコ様
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責任と愛は別物ではなくて 死ねない訳も同じであって
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知ってれば 後悔すること ありつつも はじめての隣 あなたでよかった
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俺だけが 普通の学ラン 着てるけど この教室を 仕切るのは俺
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僕たちは前世の伏線回収者「よろしく頼む」来世の自分
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父親と同じくらいのお客さん半額シール貼ってあげるね
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前触れなく始まる冬に刺されつつ 柔らかき手に白き吐息を
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言葉になる前からそれは 言葉には 言葉にだけはなるまいとして
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ぴょんころろ ぷわぷわぶにゃり にょーんとね 短歌は気張らず 楽しんでいい たぶん
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春雨にあかりの消えぬ日は彼方 幾億に散る光かなしき
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愛し合う 二人で一組 じゃなくても 私は私を 愛しているし
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