miyaco    フォロー 34 フォロワー 24 投稿数 218

詠むことでいくらかドラマチックなる似たり寄ったり唯一の私

終わりゆく夏の気配を分かち合う孤独なおばけは木陰に溶けて 

肌にまだ昼間の汗が張り付いて気持ちが悪いけれども横に 

人知れず熟成された証かね んでみてよ私のほくろスイートスポット 

瞼だけ重い…嘘です!足も棒!満身創痍毎日ヤバめ 

この年になるまでらなかったもの これから先はどうぞよろしく 

どん底を少し離れる為にある一〇〇%オレンジジュース 

会えずとも平気と思っていたけれど少し戸惑う視線が恋しい 

コーヒーも飲めるし君に愛される私もいたかも どこかの世界で 

雨後に見る新芽のざわめき赤子の如く祝福のみを受けてきらめ 

息を止めドアスコープを覗く時未来の匂いにつられているの 

何遍なんべんも捨てても捨ててもそこにある君との思い出 やめてよ もう、さ 

行方不明になった子供を探し行きこの物語を終わりにしよう 

今何をしているのかと気にかける事なき胸の穏やかな凪 

分かち合う心を持たず行こうとも若葉は変わらず柔く眩しい 

あと何度眠れぬ夜を過ごさねばならぬ冷たい要塞の前 

不器用な心の姿を写せたら言ってくれるか ごめんと真摯に 

恋愛の真似事ばかりが上手くなり長い息継ぎ溶け出す爪先 

この部屋で過ごした日々を思い出にする為にある徹夜の荷造り 

まだこれを何と呼べば分からない心に君を浮かべて消して 

覚悟して来なかったからこの話もうやめましょう終わりにしましょう 

僕だけのものになってとかしこまり迎えに行くよいただきの苺 

口許くちもとのニキビを潰してはうめき臆病なまま罰を受けゆく 

明日生きる起爆剤なり休日に仕込みしカレーありがとスパイス 

固まった息苦しさをスプーンで掬って頬張る真夜中のプリン 

会うことはないよきっとこの先もだから幸せ願っていられる 

恋人の抱き枕はいつも床に居て身震い一つしてから起きる 

腫れるまでいかない疼きを唇に宿して右手は犬を撫でたい 

この世には確かに愛が溢れてるけれど生憎周りにゃ憎悪 

一日の終わりの言葉波に投げわずかな寂しさ分け合い眠れ 

誰にでも等しく優しくする必要なんてないから大丈夫だよ