Utakata
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miyaco
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詠むことでいくらかドラマチックなる似たり寄ったり唯一の私
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会うことはないよきっとこの先もだから幸せ願っていられる
3
恋人の抱き枕はいつも床に居て身震い一つしてから起きる
1
腫れるまでいかない疼きを唇に宿して右手は犬を撫でたい
1
この世には確かに愛が溢れてるけれど生憎周りにゃ憎悪
1
一日の終わりの言葉波に投げ
僅
(
わず
)
かな寂しさ分け合い眠れ
1
誰にでも等しく優しくする必要なんてないから大丈夫だよ
2
葦原を裸で駆けていた頃は 今よりもっと空は軽やか
5
恋しいも寂しいも違う寒い
夜
(
よ
)
は ウィンナ・コーヒーで魂燃やせ
5
オアシスが干上がる時間は夕焼けで明日は雨と決まっているもの
6
寄り添えぬ御時世恨み雪よ降れ 蠢く季節に手を取り歩こう
2
飾らない言葉は美しいと言う 虚勢に気付かれぬ
間
(
ま
)
にさらば!
3
きっと今心を震わしてる君 こっちを向いて こっちを向いて
1
ホルモンと気圧に左右されている 本当の私って一体誰なん?
2
加湿器が吐き出す蒸気をただ見つめ少し静かに心を撫でる
5
どれほどの甘美なものかと手を伸ばし味わえないまま転がるは恋
3
少しだけ高いあなたの体温を噛み締めている季節の変わり目
2
何者かになりたい一生懸命にただひたすらに自分になりたい
2
清らかな香りを閉じ込める為に保湿クリームは節々に塗る
1
送信も削除も保存も平坦な親指だけの作業の世界
3
小麦粉をよくよくふるって玉子割り砂糖とバターで幸せを焼く
2
満ち足りた毎日だとは言えないがたまに見上げる夜空の様だ
1
吐き出した煙草の煙が秋
纏
(
まと
)
い青みを帯びて揺らす
丹桂
(
タンケイ
)
3
ストレスが減るチョコレート口に投げチョコより
煎餅
(
せんべい
)
欲しいと気付く
0
ひたすらにただ泣くことにも疲れたら温かいうどん食べて眠ろう
3
わたし今地面から
5
㎜浮いているでしょ?君と目が合っている、この、いま
2
土砂降りの雨に閉じ込められた日に
2
人で分けたサッポロ一番
4
腸
(
はらわた
)
が煮えくり返る感覚をじわじわ味わう 体に毒ね
2
何度でも目を奪われる虹の橋いつか渡ると知っているから
1
少しだけ優しくなれる色合いに世界が染まる 君も見てるかい?
1
巳年
(
へびどし
)
の私の心はどちらまで長く遠くを求めて這うの
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