Utakata
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miyaco
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詠むことでいくらかドラマチックなる似たり寄ったり唯一の私
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舞うだけに飽き足らず泳ぎだす雪に閉じ込められし冬の始まり
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滞りほぐす為にと鼻をかみ魂も少し抜けた気がする
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「またいつか」別れの言葉を述べた後パラリと落ちた髪は栞に
3
等速で直線上を移動する点
P
どこへ向かうつもりか
0
うら寂しい香りの風に揺られるは我が頬撫でる白き箒か
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今日もまたなんでもないこの一日が終わることへの不安と安堵
1
あの夏の残り香かぷかぷ食べ浮かび鱗雲に届くつま先
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軽酔いの中で手先寂しくてチリリともがれるパジャマの毛玉
2
美しき一羽の鳥になれたなら悲しみを歌にできただろうか
3
しなやかに投げ出したる脚ぱたぱたと黄昏の心に飛び込む準備
4
聞いてもないアドバイスどうもありがとう 私の世界にお前は居ない
0
お互いに嫌いになれて嬉しいだなんてとうとう狂っちまった
2
流れ行く車窓の景色を眺めつつ誰かの人生なぞる午後
4
時
1
対面の君の手がふと触れるとき ひゅっと飲み込む息ののどごし
1
今日の日を乗り越える為幾重にも傷ついてきたのかな私の心
3
ブラインドカーテン模様の朝日浴び健やかに伸びるアロエの指先
2
夢の中思い出せないあの人はこれから出会う人なのかもな
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ゔ〜〜んと時たま唸る冷やい箱明日まで私を匿い給え
0
成分のメインが胡瓜のパックして浅漬けにされてるような錯覚
2
日中に溜まって喉を焼く毒を化粧と一緒に溶かして流そう
0
深き夜のラジオが話す「女」と「エロ」は遠くて
S
(
少し
)
F
(
不可解
)
0
パイの実が放り込まれた口内はお祭り騒ぎ ドンドコドン カッ!
0
この体流れる大河の激流と地殻変動溜息
台風
(
タイフーン
)
0
太陽の熱線浴びて染み付くは生きた証の地図かな多分
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「あの雲さ、夏って感じする」「わかる」さっきもしたね同じ会話を
2
あの
◯
(
マル
)
はぽっかり開いて浮かんでるここそこあそこいつかの
◯
(
マル
)
よ
0
あの頃にこんがらがった糸がふとほどけるようなそんな瞬間
5
スムージー作る右手の振動で上がるバイブス揺れる我が乳
3
過去を繰り返すメリーゴーランド止まらぬならば燃え尽きてくれよ
1
雨の日は全てがドラマチックに映る気がするただの土曜日でさえ
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