Utakata
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miyaco
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詠むことでいくらかドラマチックなる似たり寄ったり唯一の私
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風呂上がり水水水水水うまいっ!たまのしゅわしゅわサイダー別格!
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くしゃくしゃと渇いた心
露
(
つゆ
)
となり宿す睫毛はぴんと上向く
5
平成が終わってしまうと若い声移ろう話題の一つにすぎずに
3
振り向かぬ人を追いかけ求めるは傷つけられたい気分だからか
3
恵方向き畏まりたる静寂に響く胡瓜にふっと吹き出す
1
洗濯が終わるまで待つ四十分明日の朝は何を食べよう
2
ちらちらと雪舞う朝の薄曇り意味ありげに見る格好つけて
0
愛しさか寂しさかこれは執着か
溢
(
こぼ
)
れた言葉は「君が好きだ」
1
妹の愛しい人と対面す FaceTimeで飛び交う「Hello」
0
電撃が走りて頬を染めてゆく そうかあれは『デート』だったな
3
融け合いて深く感じる我々はやはり別個の人間なのだ
0
我が心誰も住まわぬ春が来る ゆっくりと一人背を伸ばし行く
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なんとなく会いたい気持ち強くありひとつお願い見知らぬ神よ
1
また次に会うまで少し寂しくて素直になれず伏し目でハグを
0
久しぶり揃った
面子
(
メンツ
)
嬉しくて昂り任せ肘に一撃
2
伝えずにいればよかった言葉達 思い返してまとめてクシャリ
1
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年ぶりあなたの寝息抱きながら眠れぬままに見上げる天井
5
こりゃどうも噛み合わないなこの会話募る苛立ち放つ「もういい」
4
ショッキングピンクの二錠は気管支炎に効くらしい、へー、ふーん
1
七錠に明日の健康託しつつ色とりどりの薬をごくり
4
いつぶりか思い出せない
39.4℃
(
夏風邪
)
に為すすべ無くて息も絶え絶え
4
同じ部屋思い思いに過ごす中
溢
(
こぼ
)
れる笑みの気配が嬉しい
5
「揃いだね」白と
灰色
(
グレー
)
の同じ靴そのひとことで弾む心よ
0
「おはよう」と「おやすみ」までのあれこれが
明日
(
あした
)
も続く日々の喜び
5
起きしなにふわり漂う夢の気配いつかの夜に思いを馳せる
0
虚しきはただの一度も着けぬまま持ち去られたるシトロンの指輪
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