Utakata
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miyaco
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詠むことでいくらかドラマチックなる似たり寄ったり唯一の私
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電話越し吐露するうちに頬伝う涙の気配を拭ってあげたい
2
名も知らぬ蝶の歩みはてつてつと 幼児が踊るバレエのようで
2
少しだけ早く起きて遠出する旅のお供のさくさくぱんだ
2
真夜中に目覚めて飲んだあの水が砂のようで息苦しいな
1
今日塗ったマニキュア綺麗にできたから鼻歌まじりご機嫌ですよ
2
美しく燃え沈む空を見つめては言葉にならぬ高鳴り巡る
0
眠い時あれこれしたい気持ちだけ巡り巡って
綺麗に寝落ち
(
強制終了
)
2
雨風が窓を打つ
音
(
ね
)
で目が覚めて眠気が染みゆき再びおやすみ
1
少し蒸す位の頃にぱくついて ひと足早くキーンとなりたい
2
あの頃にツツジの蜜を吸いし口 同じ形で君を
食
(
は
)
む今日
2
昨晩は倒れしバラも水を得て朝にほころぶ
香
(
かぐわ
)
しき
生
(
せい
)
0
目の前のあなたと向かい合う時は化石を発掘してゆく気持ち
0
僕たちは鱗をきらめかせて泳ぐ流れに逆らい身を委ねつつ
4
もうきっと遠くの星の人なんだ 指が触れても 言葉交わせど
3
シーグラス小さな両手に握りしめ不思議な輝き確かな宝石
2
田植え後の田んぼに映る夕暮れが教えてくれる 明日も晴れだ
5
9
:
1
ほとんどミルクのカフェ・オ・レを子供の顔して飲み干す
呪
(
まじな
)
ひ
2
鈴なりの珊瑚の色のさくらんぼ頬張り奏でる初夏の音色を
2
今日はもう早く寝るよと決意して気付けばまたも明日が目の前
2
靴下を履かずに裸足で過ごす日の陽の温かさ布の毛羽立ち
1
三十になろうともいう真夜中に嗚咽を漏らす恋をするとは
4
何時だって黄金の
泡
(
エール
)
ぷは~して
呑兵衛
(
のんべん
)
だらりよ千代に八千代に
2
吾の世界
攫
(
さら
)
いて揺らすは蝶のようなあなたの瞬き睫毛の震え
1
蜃気楼織りなす午後の微睡みはカラスアゲハの翅の煌めき
0
可愛いは作れるんだしどうせなら可愛い悪魔になりて微笑む
0
駅前で侍
T
シャツ着た
丸刈り
(
ボウズ
)
数人がかりで
自転車
(
チャリ
)
を修理か
0
死語である「ぶりっ子」してるあの人の所作の音は、もう、正に、ぶりぶり
0
始まりの挨拶からねお別れの言葉まで我が目を見て放て
0
なんでやの思うことは多々あるが雨後の晴天に投げて忘れよっ
0
片道の切符を胸に強く抱きこの
夜
(
世
)
を歩く迷いながらも
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