みたかとおる
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春来ぬと目にはさやかに見えねども眼のかゆみにぞおどろかれぬる
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善きものの そが善きことを認むれば その善き故を良く知らしめよ
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「春来たか?」「また冬が来る」「春が来た」「まだ春じゃない」「あぁ、春が来た」
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「またね」とは常なるものなき世にあって弱く儚いわたしの祈り
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きしきしと軋む足下の雪の声は歓喜かそれとも苦悶か
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「人生で成し遂げたいことはあるか」「二度とこの世に生まれないこと」
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肌を刺す寒さ 寝起きの蛍光灯 わたしを射抜く他者のまなざし
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「酒なんて飲むもんじゃない」 彼はそう呟きながら紹興酒飲む
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「絶望は希望へ続くトンネル」とつぶやく彼はトンネルの中
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この雲に名前はあるがもう二度と「この」雲はない そして私も
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腕を組む彼は 人肌恋しさを自分の腕で誤魔化している
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結局さ、どっちがいいのか教えてよ 見る前に跳べ/跳ぶ前に見ろ
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秋だから 気持ちがむしゃくしゃするのでね 君を一発殴らせてくれ
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日本にっぽんには四季があります」 ウソおっしゃい! あるのは夏と冬と花粉症
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真夜中の力を借りて 抜け殻の堀川通ほりかわどおりを滑走する秋
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右足を後ろに引いて 信号が青に変われば放たれる弓
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