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書けないよ 毒の強さが 際立ちて 「屁の河童」さんに 脱帽👒します
15
アルペジオ小川のように耳流れ春の
コード
(
季節
)
が素肌に纏う
10
つんでれの春と出逢って三十年桜のようにいつも降られ、て
9
伝書鳩(みみたぶ触れて)吉報と「i」が交わり春風吹けり
7
令和の「令」レ点をくわえ和を発令怜悧な君は黎明、と鳴る
7
「返して」と言わずに見上げる青空は 飛ばされた分近くなるかな
19
空を舞う私のシャツはカモメへの 春のギフトと決めた午後です
31
ムダなもん 削ぎ落として 佇まう 結局のところ シンプルがええ
10
リード越し抱きつく犬の名も知らず朝の散歩はあなたをとめて
13
花見じゃなくて葉見だねと振り返る 君はスマホを見つめたまま「は?」
7
帰り道 風に向かって 花吹雪 その一瞬は 坂本冬美(さん)
13
丸美屋のたまごふりかけかけたならミモザの花がご飯に咲いた
37
遠近
(
おちこち
)
に残る雪山飛び越えて旅だつ白鳥鳴きかわしつつ
38
制服着て大人の気分背伸びして校門潜り吹く風光る
17
十六と
二十歳
(
はたち
)
を神が結び付けあなたと逢った春があったね
17
折々に思いもよらぬ蹉跌来る世に萎縮する客人なるゆえ
10
君が代の斉唱途中でハッとする歌詞画面読み和歌だと気づき
14
日に透けてやさしくそよぐ木々の葉は燦々として風に煌めく
14
掲示板に
自転車
(
チャリ
)
の鍵 木の葉にペン字にて 「おとしものです」のメモ添ゆ
21
殺人に使っちゃダメだ包丁は殺した後の調理に使え
10
「押すなよ」と言えば押されるこの国はアリスの国を超える不思議さ
7
マンションの三階までも階段を登った花びら廊下に散らばる
13
白熱の逃げたい心捩じ伏せて由伸に点け二つ目の星
7
悪夢みた うちにはねこはいるけれど 獏も飼いたくなる朝がある
27
花開く月下美人を袖にして誰をか思ふ互ひの瞳に
6
今日だけのまじないだから書いとこか虫除け札は逆さまにして/卯月八日に
18
シャーロット いつも会う
場所
(
ところ
)
横断歩道上
(
おうだんほどう
)
君も私も 同じルーティン /犬です
18
めぐろの川 花筏みちて そよぐ東風 三々五々に 天の川へと
14
夜明け前 日の出を急かすかのように イソヒヨドリの笛の音響く
11
ファスナーで夢をこぼさぬようにして 眠るチケット起きて時間よ
10
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