Utakata
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しっぽ
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拾い上げるほどではないけれど
眺めるには退屈しない程度のものを。
ひっそりと朗読をはじめました。
https://www.youtube.com/@Sippo_4
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裸眼では 像を結ばぬ 瞳には 一重桜も みな八重桜
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春風に ほぐれたらいい 何もかも 寒さも空も 蕾も君も
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たまに来て どかりと座る セロトニン そうよ私は あなたの奴隷
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追憶が層を成しては花弁に ハレもケもない春の呼び声
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時を経て空き家になった縁側で 春の陽射しは何を温む
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早起きの春に支払う三文は 神酒と祈りと朝摘みの花
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この腕に 抱える花が 君ならば 物憂い春も お散歩日和 \ 愛犬十回忌
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久々に秒針進む音を聞く 夢を明日への導線にして
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不器用な僕らが望む幸せの目盛りが一つ進む春なら
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三寒の あとに四温が 来ないから 梅のつぼみと 春待ちの朝
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「捨てないで」 指に縋って 泣き付いた 雪と見紛う 真白きあなた/発泡スチロール
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ぼた雪が 繰り返される 生活に 句読点を付けるかのようだ
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本心を 貫くような シリウスと 目が合ったのは 何度目だろう
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寒月に 希望を叫ぶ 夢ならば 飽くるほど見た 狂うほど見た
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もういいと戸棚にしまい終わらせた 夢は私を赦しはしない
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移ろって 行かざるを得ぬ 歳月と 持たざる者の 移ろわぬ詩
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こんなにも 世俗に汚れ 生きるなら せめて遺骨よ 真っ白であれ
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すでに日々を終えた人が植えていた 水仙がまた春を求める
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降り飽きた 雪と雪との 間隙に 空即是色 ヒヨドリが舞う
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少しだけ 年賀じまいを 遠ざけた 懐かしい文字 言の葉の癖
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吐く息の 白さはまるで 折々の 記憶に挟む 栞のように
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母からの 深海色の 手袋を 時が経っても 覚えていたい
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裸木の 何も纏わぬ 潔さ 何も持たない 確かな強さ
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鐘の音に 身じろぎもせず 龍になる 夢を見ていた 春を待つ蛇
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年の瀬の 慌ただしさと 距離を置く 霜降る朝に 残された菊
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点々と 路地裏に咲く 窓の火は 辿った龍が 落とした鱗
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戸を開ける わずかな雪の 囁きに 積もることない 私の街で
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北風に 椿は凛と 咲き誇り 街を賑わす 何処ぞのメシア
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あきらめて 閉じた瞳に 燃えている 野心を隠す 雪よ降れ降れ
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上手いこと いったつもりの 0時半 違ったかなと 7時3分
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