Utakata
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たぴ岡
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たぴ岡です。短歌を詠みたい。
いろんなところで詠んだもののまとめとか、心の底から湧いて出てきた言葉とか。
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居場所なきわたしの逃げ場 どこにでも行かせてくれる 受け入れてくれる/お題「図書室」
10
触れたなら責任とってよさいごまで つまみ食いとか言わないで さぁ
8
なにもかも忘れて足を動かして景色を眺めて心を動かす/お題「散歩」
14
吐く息も肺も黒く染めていく 緩慢な自殺を遂げるため/お題「タバコ」
6
心臓の音が轟く午前二時 眠りの外におちてくばかり
14
解放の合図を心待ちにする君へ 打ち上げるのは君自身
7
やめてやる、確かに思ったことなのに。手前に立って自問を続ける。
8
空間がゆがむようなしゃべり方 あなたの発音 わたしの時間
5
空っぽの部屋で独り
爪弾
(
つまび
)
いて君の笑顔を思い出す夜
10
澄み切った瞳の奥には純粋な光が宿っている幼き子/お題「ビー玉」
9
短歌とは波間に見つけた輝きを磨いて食し
自分
(
とも
)
を知ること/お題「短歌とは」
10
アトピーでよかったと思うことひとつ「手首の線を消してくれること」
7
深紅のハイヒールから伸びる白い脚 挑発的な魔の曲線よ/お題「脚」
10
つらいとき話せなくてもそばにいる だからガマンはしなくていいよ
11
きれいだね、なにもない君の胸のうち。まきあがる砂、感情のなみ。
7
溶けだした「わたし」を型に流し入れ、固めて冷やせばよそ行きの「私」。/お題「溶」
15
刺されてもいいよ君なら 夢見てるみたいな気持ちでうつつを終える
5
カーテンの隙間から差す朝日にて眠れずにいた4時半を知る
15
事務室に押し込められて、丸かったココロが正方形にされてく。
9
ラッキーな僕は週
7
君に会う だって君はパートナーだから/お題「
7
」
7
雨粒のような僕と太陽のように明るい君とで虹を/お題「混ぜる」
9
目の前をひらひらとゆく蝶がおこす風は、どこかで竜巻となる。
11
裏山の開かずの扉は血に染まり 次の食事を、人を待ってる/お題「地下」
6
周りから視線が飛ぶのが怖いから そんな理由で「私」を禁ず/『お絵かき禁止の国』
7
会えたからぜんぶ注いで憑いてやる あたしの愛で苦しんでしまえ/初句「会えたから」
6
ひとりひとつ居場所はどこかにあるもので、だったら私もどこかにいさせて。
13
「善良な心の橋」を渡るため必要なのは経歴じゃない/『闇に願いを』
10
人類が初めて月に向かうとき 恋は地球に置いていったか
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実在しないものばかり追いかけて 僕らはきっと旅人だった
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「陣内」のようにロックに生きてみたい
彼の世界
(
エフェクター
)
越しの音はどうだろう/『チルドレン』
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