Utakata
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たぴ岡
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たぴ岡です。短歌を詠みたい。
いろんなところで詠んだもののまとめとか、心の底から湧いて出てきた言葉とか。
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昨日食べたホットケーキの美味しさがきっと今ならわかるのになぁ
10
連休の末尾に来る憂うつは命の大切さをうすくする
10
やかんから加湿器に水を遣っている彼女はきっとサボテンが好き
8
お守りの鈴鳴る雪道ごうごうと揺られる私はクラゲになるの
11
一瞬で流れて落ちる生命よ 夢を乗せては消えてゆくだけ/お題「流れ星」
12
苦しみがすべて涙になるのなら、私はきっと幸せだった。
12
はらはらと周囲の音を吸いながら降りゆく雪は純粋な瞳/お題「雪」
14
「冬なのに短パン小僧を見かけた」と笑うきみの頬に口づけ
7
痛くてもおさえて血を止め笑みつくる そんな意味ない毎日を過ごす
10
思考、感情、「私」らしさを詰め込んで でも全部消してただ箱になる
9
夢の中では一日中笑ってる 起床後すぐに泣きたくなるのに
14
目が覚める また生きているから今日も自分を削って「私」を演じる
10
屋上の柵越えのぞく 地を歩く人は「幸せ」の意味を知ってる?/お題「地」
8
死にたいと思えば思うほどなぜか未練がましく溢れる涙
9
居場所なきわたしの逃げ場 どこにでも行かせてくれる 受け入れてくれる/お題「図書室」
13
触れたなら責任とってよさいごまで つまみ食いとか言わないで さぁ
8
なにもかも忘れて足を動かして景色を眺めて心を動かす/お題「散歩」
15
吐く息も肺も黒く染めていく 緩慢な自殺を遂げるため/お題「タバコ」
6
心臓の音が轟く午前二時 眠りの外におちてくばかり
15
解放の合図を心待ちにする君へ 打ち上げるのは君自身
8
やめてやる、確かに思ったことなのに。手前に立って自問を続ける。
9
空間がゆがむようなしゃべり方 あなたの発音 わたしの時間
5
空っぽの部屋で独り
爪弾
(
つまび
)
いて君の笑顔を思い出す夜
10
澄み切った瞳の奥には純粋な光が宿っている幼き子/お題「ビー玉」
10
短歌とは波間に見つけた輝きを磨いて食し
自分
(
とも
)
を知ること/お題「短歌とは」
12
アトピーでよかったと思うことひとつ「手首の線を消してくれること」
7
深紅のハイヒールから伸びる白い脚 挑発的な魔の曲線よ/お題「脚」
11
つらいとき話せなくてもそばにいる だからガマンはしなくていいよ
12
きれいだね、なにもない君の胸のうち。まきあがる砂、感情のなみ。
8
溶けだした「わたし」を型に流し入れ、固めて冷やせばよそ行きの「私」。/お題「溶」
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