Utakata
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たぴ岡
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たぴ岡です。短歌を詠みたい。
いろんなところで詠んだもののまとめとか、心の底から湧いて出てきた言葉とか。
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醒めないで願ってもむだ
05:05
(
ごじごふん
)
送れずにいる1193
4
「もし過去に戻れるのなら」 そんなこと考えたって仕方ないでしょ?
9
窓たたくあまおと 心のあめざいく きらきらひかってばらばらおちる
10
ちらちらとかがやく天使の羽をみた つれて行ってよ光のもとへ
11
戸を開ける、それだけの行為が難しい。ここから出れば外敵ばかり。
11
人間の心の中に空模様 笑顔でも雨が降り出すみたい
14
窓越しの彼の眉間に見えた赤 このまま引き金引けば成功
6
スマホ越し君の声を聞きながら見上げた月とは目を合わせない
15
愛情を計量カップについでいる あなたに渡す適切な重さ
11
手が触れるだけで夕日に染まる頬 砂糖みたいに甘すぎる恋
13
トカトントンどこからともなく聴こえた 彼と私は似たもの同士
5
やることも決めず飛び乗る旅の道 この身ひとつで楽しみたいの
13
見渡せば何でも見える帰路にいる どこをたどれば幸せに着く?
15
いつだって優しく包んでくれるから 甘えてしまう 娘に戻る/母へ
13
大罪を負う私のもと垂らされた糸につかまる勇気などない
12
人間の暗い気持ちを喰い尽くす そんな相棒隣にいたらね
8
父親の荒い走りで遠くまで カーステレオは穏やかな春
15
甥っ子の七つになるまでかかるのが七年だとは信じがたきこと
9
請われても「君が壊れるほど愛す」そんなこと怖くてできないよ
8
雨粒が暗い眠りに入り込む 鼓動と一緒にデクレッシェンド
10
僕たちは、剥がれてしまわないように、自分を抱きしめながら生きてる。
12
ふわふわの白いホイップクリームが私を夢に誘ってくれる
8
ばたばたとフロントガラスを叩く雨 湿った空気が外に出てかない
7
死にたいと言うけど本当は生きたいし、なんならもっと幸せになりたい。
16
腕を噛み、手首に刃を当て、首を絞め、頬を叩いて――本当はやめたい。
7
水面
(
みなも
)
まで上がっていこうと手を伸ばす足掻け藻掻けど空気が抜ける
11
好きだよと告げるのは苦手だけれど、言葉なしに絡める指先。
8
なあ友よ、風に吹かれて何処へゆく。答えはいつも、何処にもないのに。
15
白が降る空を見上げて思い出す君との記憶はいつも雪の日
12
「死にたいね」君の言葉が僕を刺す 頷いたのにどうしてそんな
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