たぴ岡
24
20
投稿数
135

たぴ岡です。短歌を詠みたい。
いろんなところで詠んだもののまとめとか、心の底から湧いて出てきた言葉とか。

溶けだした「わたし」を型に流し入れ、固めて冷やせばよそ行きの「私」。/お題「溶」
15
刺されてもいいよ君なら 夢見てるみたいな気持ちでうつつを終える
6
カーテンの隙間から差す朝日にて眠れずにいた四時半を知る
14
事務室に押し込められて、丸かったココロが正方形にされてく。
9
ラッキーな僕は週7 君に会う だって君はパートナーだから/お題「7
7
雨粒のような僕と太陽のように明るい君とで虹を/お題「混ぜる」
8
目の前をひらひらとゆく蝶がおこす風は、どこかで竜巻となる。
11
裏山の開かずの扉は血に染まり 次の食事を、人を待ってる/お題「地下」
5
周りから視線が飛ぶのが怖いから そんな理由で「私」を禁ず/『お絵かき禁止の国』
7
会えたからぜんぶ注いで憑いてやる あたしの愛で苦しんでしまえ/初句「会えたから」
5
ひとりひとつ居場所はどこかにあるもので、だったら私もどこかにいさせて。
12
「善良な心の橋」を渡るため必要なのは経歴じゃない/『闇に願いを』
9
人類が初めて月に向かうとき 恋は地球に置いていったか
7
実在しないものばかり追いかけて 僕らはきっと旅人だった
8
「陣内」のようにロックに生きてみたい 彼の世界エフェクター越しの音はどうだろう/『チルドレン』
5
電灯をともさず布団に潜り込む どこにいたってそんな気分だ
8
満月がこちらを向いて笑ってる この先のさちか、つづく地獄か
10
「騙された!」思ったときにはもう遅い やつらを見つける手がかりはない/トカゲ
7
空を飛び君のもとへ駆けつけたい そう思えども足りない何か
6
夜闇にあたりを見回し探したが、どこにもあるわけないよな、救済。
10
「これを飲め、すれば楽になれるだろう」 なるほど楽にはなったが毒か/「錠剤」
6
クッキーにチョコとマシュマロ乗せて焼き はさんでほおばる 幸せのとき
7
胸元に寄せては引いてくいざないに、乗ってしまえば、二度と、わたしは――。
8
愛すべき家族の背中を追いかけて しかし届かぬこのもどかしさ
10
おくすりをのんでねむたくなったけど ふあんもなにもやわらがないの
11
星空に儚く歌う虫たちが、冷たい風と秋を呼び込む。
11
暗い部屋ミックスナッツの缶を蹴る ナッツは馴染めど私は異物
8
初恋に梅雨来て枯れて白に寝る 次の恋咲き巡り来る春
8
夕方に届いたライブDVD、見てみたいから、まだ死ねないや。
11
どれほどにきつかろうとも人間のカタチを保つことは忘れぬ
15