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吊り橋ですれ違うほどの距離感で ぶつかりおじさんヒラリと躱わす
13
そうかきみ 花屋のカボチャだったのか まな板の上 野菜のぼくは
9
葬式で飲む酒が一番美味いと言っただけで怒号が飛んだ
18
護送する車が見えなくなるまでずっと手を振る人もどうかと
13
亡くなった親友のために捧げた曲がすんごい速くてノレる
12
懸濁しシロップ沈むコーヒーは どっちつかずの心のようで
13
朝目覚め 青空に向け 手を合わす 今日の日がまた 穏やかであれ
21
ニキビから ふきでものへと 呼び名変え 若白髪さえ 立派な白髪
10
口に満つ
麦酒
(
ばくしゅ
)
は重き色と香ぞ 喜び届く腹の底かな / 岩手の地ビール美味しい!
20
米
研
(
と
)
ぎの水が
日々
(
にちにち
)
冷えてゆき吸水時間長くしてゆく
23
木漏れ月 暗い地表に色を差し
一夜茸
(
ひとよたけ
)
にも灯りが点る ⑪
30
あの時の涙知るのは私だけ笑顔はじける光の最中
8
君はもう「コミュ障」なんかじゃなくなって私はずっと好きだったのに
12
年取ると涙もろくなるんだよと話す祖母の目に浮かぶ涙
16
見し蝶のゆふ月の黄に染まりしか 雨のきぬぎぬひとり寝の
軒
(
のき
)
20
コンビニでおにぎりとワンカップ大関七円足らずホームレス
10
雨降りの家並みざらざらモノクロの古い写真の低解像度
21
束の間の焦がす想いと塩気とを味わえたとき心現る
11
咲いていた私の夜は暗がりに君を探して彼方まで
7
騙されたままでよかったのに最後そんな顔して謝らないで
13
ゆでたまごの短歌に ふっと ヒント得て 今朝は きゅうりとたまごのサラダ
18
ちま猫ちゃん ねむねむだけど おかあちゃん げんきにうんどう
わかく
(
若く
)
なってりゅ(体年齢、53歳から、49歳まで下がりました〜😸👍)
14
朝シャンを終えて 伊右衛門・大吉の お茶を飲みつつ NHK短歌
17
依存せず、期待をかけず、受けいりて
術
(
すべ
)
を覚えし
歳月
(
としつき
)
の果て
40
友達の 家のトイレの 手洗いに 造花で作った おばさんの庭
6
秋晴れに庭先の椅子テーブルを片付けてガーデンカフェはまう店仕舞ひ
11
ケアマネは聞き上手なり
吾
(
あ
)
の重き口も涼しや
言
(
こと
)
の花咲く
35
君の手で
選
(
よ
)
り抜きぬ もみじの栞 また
明日
(
あした
)
と
綴
(
と
)
づ 本に挟み
27
仮装して長過ぎシッポを笑ひ合ふ何と平和よこの国ニッポン
34
秋風に 揺れるコキアの散歩路 赤紫に染まるメルヘン
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