春日和 テラスに留まる 日溜まりの   光り輝やく つがいの鳥よ
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早桜美しく咲き散るさまに 貴方を重ねてしまうのはなぜ
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大好きな君の先生別園へ別れと出会い四度目の春
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一人欠け一匹欠けてモザイクの 器に飾る四季の果物
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黒き羽ゴミを見張って塀の上 話しかければ春の友達
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ブロッコリーに おかかを混ぜて つゆをかけ 春の味する 朝の食卓
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「おはよう」といつもの場所で言えたなら いつもの朝が始まるはずなのに
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春の上飛行機雲と電線があやとりをなし蒼空ほぐす
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うしろ髪 揺るる残り香 満ち満ちて 君の影去り 春惜しむ
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ふうわりときみのうなじをくすぐった春風にさえ嫉妬している
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遠き日に 思い馳せる 夕暮れは 秋風立ちぬ 葦の葉戦ぎ 君の後ろ影  
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黒歴史 絶えなば絶えね はなばたけ ねあげうけふも はなやかれむ
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らいおんは おはようから おやすみまで なぜだかくらしを みつめている
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瑠璃や藍あかく咲けざる紫陽花に降る雨沁みて土染まりゆく
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どん兵衛をすすって深夜ラジオ聞く 見えぬ仲間も期末試験か
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知らないでモヤっと不安でいるよりも 学んでしっかり不安でいたい
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花見風邪 売薬服んで誤魔化して ぼっとしたまま月曜の朝
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薔薇を摘む横顔に棘、深き隈 今宵纏わぬ気高き白
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物音に動じず 熟睡す愛猫 よほど疲れてゐたのだらうか
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ステテコをエアリズムにと替えた朝 開脚幅が少し拡がり
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「暑い」とふ久方ぶりの形容詞 いつもの電車に駆け込んでみて
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各局で 開花前より 競ふよに  報じられたり 思はるる花
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薄雲を通り無影の朝の日が満開梅をこんもり照らし/デフューズ
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どうしても馴染めずにゐる我が世代 ズボンをパンツと呼ぶことにつき
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子の爪を切らうと新聞ひろげ知る土屋文明賞立ち上がり
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土曜日の管理者イベントロブロックス五百七十万に入(い)るきみ
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啓蟄も 虫も見かけぬ この土地に 蔓延っている ショウジョウバエ ※温暖化と「土」や「緑地」の減少か?
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Tシャツと短パン姿父娘(おやこ)連れまだ寒かろが風弄(もてあそ)び
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一戸建て 庭付き無しが 趨勢(すうせい)も 庭の有る家 少し豊かに
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さくらもち葉ごと含めば二人して難儀忘るる春香(はるか)に染まる
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