本を積み端から読んで行くけれど知りたい事は尽きないでいる
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「今」にこそ集中しろと言うけれど時はふわふわ掴み切れない
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休日の小春日和に身を任せ過去も想うし未来も描く
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闇の中 白き鳥 幾重(いくえ)の枝に居て 我を見下ろす 木蓮の花
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紫と 黄金の混じる あわいには 黄昏どきの 夢か現の お題「あわい」
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カリカリとミルを回してモカ港へ旅の気分で頭覚ゆ朝
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休日の 昼寝効果を 実感す 足取り軽く 散歩に出掛け
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今吸ったばかりの生き血滴(したた)らせて闇に浮かんで唄う唇
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廃屋の荒れにし庭に水仙の栄華の名残り一隅を照らす
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ギュッとして ふんわり毛並みに顔うずめ 君のぬくもり こころ緩(ゆる)びて
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煤けてるシャッター降ろし日曜の商店街は微睡みの中
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吠えて子の巣立ち促し遠ざかる母の目に見し強き優しさ
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例えろと言われても散り際の桜ほどさびしくて 何にも似ない色はないのです
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ミサイルが飛ぶ可能性ゼロでない空を姿勢よくベンチたちが見る
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朝茜 山紫に 水澄みて 深山入るや  陽高く上がり 山嶺連なりに 菩薩像揺れ 夏遍路 
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気がつけば口癖になった「なれない」枯れた木に呟いてどうするぼく
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暖房がそっと準備をされている選挙会場散り桜舞い
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仰がれて 風に煽がれ 雨を受け 少し遠見の 桜の宴
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もしかしてこれが最後の桜かもそう思いつつ観ればなお佳し
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投稿をやめた友から「人生の幕間(まくあい)だよ」と絵葉書が来た
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陽を浴びて黄のクロッカス咲き揃う笑みているのか歌っているのか
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帰り道 青いインクの 言の葉が やさしく沁みる やさしい雨と
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一昨日の晩飯カレーだったから今日のお昼がカレーうどんで
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霧つつむ木の葉に集う一滴のしずくへ揺れし明日のこの星
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小名浜の凪を見に行く祖母の海(住の江の岸に寄る波よるさえや) 夢のかよひ路 人目よくらむ 18/100 藤原敏行朝臣
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ふたりきり 以後共にする 告白を 月を介さず 一度のワープで
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春が来て 日本がその名を 浪費する ぼくはもちろん 君を呼ぶため
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親友と彼の同伴蒼白に四月の雨の冷たさの中
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草原を駆ける馬の汗見上げると蒼天に鷹その先は宇宙
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農園の隅の角地にむらさきの天の川みつ芝桜かな
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