日本画家 想像凄く 感心す 洗濯機達 宇宙船に
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一年と八ケ月間よくもまあ飽きず続けて五百首となり
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胸までのプールの水をかき分けて歩くがごとし陽炎の街
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万博にもう八回も行ったって、バカじゃないかと言わないけれど
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朝五時の散歩に犬はハァハァと七月初めこりゃ大変なり
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チートデイ 好き放題に飲んでみた けれども仮眠できて寝れて30分とか>中途半端な酒の強さが恨めしい😿
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息吸ってちいさくきみの「ありがとう」恥ずかしがりの向日葵の色
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エーアイがエーエスアイに進化せば走馬灯すら逆に回すや
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テラス席スパイスカレーはまだ来ない天井扇は空気捏ね出す
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織姫は居処知れず片想ひ想ふ人には想はれぬ常
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ひとつだけあまった玉ねぎが生まれ変わるために芽を伸ばす冷蔵庫
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満開のブーゲンビリアひさし借りここだけ少し南の座標
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農園の紅いネットにぶら下がり小玉スイカの縞夏を告ぐ
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吟じては言の葉しらべ麗しくその心根に惚れて舞う野郎
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一条の 蚊遣火かやりび 星に みえますか 天の川瀬で ひとり待つきみ / もうすぐ七夕
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花も人も深くねむれる五月闇ふいにひとこゑほととぎす啼く
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梅雨明けの陽と風を浴び 背を伸ばす 月下美人の多肉の若葉
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熟してく赤や緑の夏野菜さながらに君の背は伸びゆく
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正義でも勝てぬことあり今日もまた彼の感情道理を阻む
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日差し浴び白肌眩し細脚の揺れる身体と 老爺の日課
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ほしいもの 全部全部を 手に入れよ お金じゃなくて こころとこころ
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抱きしめて力を込めれば砕け散る音が綺麗だあなたの破片
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ひよこ豆大豆と合わせうす甘煮安値最後の一缶使い/冷やして 次回は未定
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『夏はぬ』子らには「ぬ」と聞こえれば 迎えに行くか、スマホアプリで
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春霖や六畳の年金暮らしヘルパーさん今日も有り難う
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この路地を最初に通る候補者に入れてみようか選挙の声に
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バーガーの口に入る前爆発す 落ちるレタスの悔しき緑
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若人よ時の摂理が萎らすが誤解なさるなそなたと同じ
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紫陽花の横で朝顔双葉出す主役交代夏は本番
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声枯らしシブヤの訴え遠巻きに未来の住人ひとへ あと頼みます
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