下腹部の 痛みが続く 週末も 安静無理で メール処理する
19
雨あがり 咲き乱るる 花の中 子どもの笑顔 満開の公園
12
寒い日に温い湯船に浸かる時猫の料理屋思い出してる
7
愛犬が プチ家出(いえで)した 何が不満 そんな勇気が ある君見直し
13
もう少し 再就職先決まりそう アパート探す息子(きみ)を見ている
11
このところ半分浮かぶが半分浮かばず このあと浮かばず浮かばず投稿
23
なんだろう 心も身体も重すぎる 「低気圧だから」 言われ得心
15
悪天で 長ぐつ履いて 憂いなし じゃなかったのか 一人長ぐつ
17
投稿は三作までの決まりだが選ばれたとて一人一作
15
お風呂場に七輪があり片づけの依頼の部屋に香を焚く我れ
20
詰め込んだ頭と心からっぽに 風を通せば見える導き
11
眠れない イライラ地雷 踏んどいて 「 眠れぬ森の…  」  目殺しといた
10
自宅にて ゆとりを持ちぬ朝の音 収集車の音 休日の音
24
蒲公英(たんぽぽ)の綿毛を吹きて 耳塞(ふさ)ぐ作法忘れぬ 半世紀経て
25
なぜ笑うバイバイキンのその後に恐怖と悔恨みじんも見えず
8
直(すぐ)なるはことに危ふきあやめ草すずろに引けば切りもこそすれ
8
A四に細かい文字のご案内読む気になれずいずれそのうち
17
他人と比べるなんて意味ない 聞き飽きた文句に悪態をつく
7
体育祭のリレーのように走る人 きっと間に合え! 発車二分前
11
無機質で プラスチックな朝だけど 吊り革握る 突き上げる拳
6
耳元でうるさいと言う声は誰?丘の草刈り震える夕べ
18
飯食わぬ人でも猫も身が持たぬ老母老猫如何に食わせん
20
8両目 めがねの休日お父さん ポケット手を入れ まるでモデルさん
4
しまうまの 背を歩く僕ら働いて スクランブルな 日々顧みず
4
鷹が飛ぶ風に逆らい問いかける力尽くまでお前は翔ぶか
6
君がいて 僕がいなかったこの街も いつかはふたりの秘密になるかな
6
駅降りて 変わっちゃったとこぼす君 知らぬ街でも分かってあげたい
6
ここに住み 横目で見るのは何度目か 出汁のにおいが そそるうどん屋
11
雨上がり草をなぐ風強く吹き霞は波立ち鳩が横切る
6
半袖のシャツが安売りしているが肌寒くって買う気も失せる
10