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雨降りでいかにも寒そげな予報聞き 上着羽織ると暑くて邪魔で
11
一日で 暑さ払いし 風吹きて ようやく来たる 秋の十月
16
二時間の診療を終へし老いの脳はエナジー枯渇しシャットダウンせり
9
魂の 傷がその人
誑
(
たらし
)
めて そこはかとなく 悲の彼岸花
46
ティーン・エイジ・ドリーム 今にしか かけない詩も あるんですよ
10
青チャート 単語帳と 文法書 (受験戦争 がんばろうね)
9
だれにでも届く挨拶みたいだね 近頃冷たくなった水など
15
メールする今も月は綺麗ですか? 着信音もならない毎日
12
欲望のままに生きたいわけでなし ただよっている差異の波まに
10
秋惜しむ 湖面に落葉 舞い落ちる 湖畔の木々は 冬支度かな
19
夕べには 久しき友と 語らいし
時間
(
とき
)
を忘れて 杯を重ねる
15
旅先の ススキの原野に 分け入りて いと足早に 秋は過ぎ行く
15
目を閉じて音に世界を感じとる。犬の散歩に追いこす自転車
8
ゲリラ雨は呪詛の響きや曼珠沙華 倒れし花の庭に秋風
17
道すがら色付きを待つ街路樹を 毎週撮りて冬来るまでの日記とす
27
空なんて高ければ高いほどかなしい 悔やむことには果てがないこと
15
ウソみたいに顔がまるいこと 写真にしたらウソになるかも、 猫
9
猛き朝 泡立つ胸に残る
澱
(
おり
)
ただいまの声おそらく君も
9
死を語る子の眼が我を抉る夜 蒼白き部屋ああどうしたら
15
夕餉すませ 風の吹きたる
家庭
(
いへには
)
にたははに実る柿は哀しも
5
追いかけてくれる優しさ期待してゆっくり歩く駅までの道
24
幼きにかげおくりして並びたる
傍
(
かた
)
への影は今はあらぬか
10
はろはろに流れてゆきし白雲の数あるごとにわれは憧れむ
5
永遠
(
とわ
)
の日にかじる果実はみずみずし 甘し酸っぱしめでたしかなし
9
哀しびは氷雨の如く
畳
(
たた
)
なづくわが
柔膚
(
にきはだ
)
をふかく刺したり
4
愛だった愛だったはず君のいた駅の名前は思い出せない
9
奪われてきたわたしから奪えない愛をもらったひとであること
6
君の名をただひたすらに繰り返すヒグラシもついに黙る 秋だね
10
剥製標本にして忘れたいことも留めてしまえる短歌
7
ひとところに留まれぬのは辛いのか降って流れて気となる雨よ
5
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