光る君空想の中いないかと思う現実いつか会うかも
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言い過ぎたつい母のした失敗に老いの暮らしも随分になり
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但し書き見る検定の試験場彼氏は先に取得し焦る
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最後まで色づき終えれば 最初の木すでに裸木また順に追い
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出てこない…だからみんなの短歌うたを読み今日のパワーにつなげています
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ホクホクと二人手に取る焼き芋を二度ハフハフと言って味わう
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ほろ酔いの◯◯◯◯◯◯◯かもしか鹿の毛皮に座してずんZUNビール飲む
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波及した月光の街に駆り出され扇のように届く橙だいだい
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重力に垂れ流されて揺れ動く振り子は私を見てはくれない
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白妙の 光りあまねく 降りそそぐ 駆けだす前の 儀式みたいな / 師走朔日
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つつし謹んで今日も納めるおさいせん銭プラチナコインれい夢に貢ぐ
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つつし謹んで今日も納めるおさいせん銭純金貨幣れい夢に貢ぐ
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はくれい麗の神主今日もかもしか鹿の毛皮に座してずんZUNビール飲む
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ほろ酔いの神主ずんZUNは無意識に「信濃の國」を口ずさみけり
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にぎやかに ケーキの話 他県からの お客様かな ようこそ神戸へ>阪急電車内
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アルピコのバスで行きたい今年こそずんZUNのふるさと故郷かみしろむら村へ
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ついに来た!信濃の國のはくばむら白馬村神主ずんZUNのふるさと故郷である
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日曜の朝に独りで黙々と数独解くは寂しいもの也
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僕はもう小学生だおっぱいは要らないんだと父を見くだす
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読売の日曜版の数独は今週くらいの難易度が良い
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あり得ない方のわたしが住んでいる運河の街に雪降り積もる
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今日こそは力ぶつかる晴れ試合いでたつ乙女の市営地下鉄
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爆速の勢い宿題やるという息子の言葉に呆れて物が
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笑おうよ 他人に優しく 親切に 何をそんなに 急いでいるの
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仕事だと 鬼にもなれる 食うために 愛も捨てると 羅生門にて
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ピリピリと 子供の顔は こわばりて 大人を恐れ 仮面を被る
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豊かさを 追い求めたる 資本主義 人の心に 愛はあるんか
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愛のない 大人が溢れ 指導する 砂漠のような 現代社会
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子供らを 手荒に指導 していれば 恐怖に慣れて 飼いならされる
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大声で 怒鳴り散らせば 言うことを 聞くかもしれぬ やくざの世界
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