なぜだろうこんなに冷たい世間の中で思考せずとも暖かいのは
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返せずに しまったままの あのことば ためらいだけが 漂ひをりぬ
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通院で疲れる理由わけを語らえば待ち時間だとお互い思う
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聞こえればほっとしているふすまから母のいびきが延び緩やかに
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駆け引きも打算も何も出来ないが あなたを好きと思っています
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夏の夜花火が鳴ったあの時に きみに告白するのを決めた
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暖炉の火を焚べないで 衝動 分からないまま冬を過ごそう
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温泉のコーヒー牛乳自販機の驚き価格一八〇円
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プレゼント、大きなケーキ、クラッカー 子供の頃は喜べたのに
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聖夜明け、そ知らぬ顔の街角に 吹く乾風からかぜが私を嗤う 
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空仰ぐ夜勤の後の帰り道 あれ、昨日より綺麗なお星
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分けられた少し大きいあんまんがあなたの愛を教えてくれる
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親切に お先にどうぞ 嬉しくて 次は自分が 誰かに言おう
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俺 1回スパイダーマンと会ったことあるけど歯隠して笑うんだね
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三年も続く喪中にどうかとも百円ショップの鏡もち買う
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鞦韆ぶらんこを世界に産んだ天才は最初に誰を浮かべただろう
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瘡蓋を剥がして流血 風呂スルー 明日入れれば のーぷろぶれむ
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朝焼けを見ずに今後は過ごすのかデジタル太りで食事中毒
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この歌で ちょうど百首目 だからこそ 相応しい歌 詠みたいが文字数
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年の瀬の雪催いする厨辺に姉の畑の大根刻む
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ふれたなら光のように溶けそうで眠ったきみをただながめてた
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クリスマス一番近くにいないけど一番思い浮かべてるキミ
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AIとコピペの行き交う戦いを ドローンで俯瞰 リモートワーク
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十字路をよぎる人影、犬の影、斜めによぎって行く鳥の影
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山茶花の花びらが散る遊歩道花びらたちもそこで年越し
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ガスボンベ負の感情を燃やして転がり落ちた意味はないのに
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えっまじか「今から帰る」の伝言に慌てて温めなおすシチュー
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寒月夜 芯まで冷えて 空仰ぐ 地域見回り 恒例なりて
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いつもなら 財布の紐は 硬いのに 推しができたら めちゃくちゃ緩む
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ヨーグルトのトッピングは冷凍に 手作りジャムやバナナにブドウ
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