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女々しいと 女に振られる 元となり 頼りなければ 男も好かぬ
0
ふと見れば 老いぼれ犬が 尻尾振る 情なしとは 己の姿
0
秋だ!子らが叫んで落ち葉燃ゆ。焦げ茶のジャケット、どこ仕舞ったかなあ。
1
への字口マスクに隠しアクリルの彼方に響く嫌味に相槌
3
道の上ツクツクボウシ転がって、嵐のような八月終わる
4
在りし日の祖父母の家は和風です。夜の縁側、晩夏を過ごした。
2
風呂桶の真ん中空いて吹きすさぶ秋の夜風を涼しく思う
2
海色のインクで引いた直線の彼方に浮かぶ国の友達
4
声交わす会話わすれる人類がアップデートする以心伝心?
1
回覧のコピー紙に捺す朱の判に生きた証の残るだろうか
3
出会いとは暴力なのにわたしたちほらまたこうして近づいていく
2
一途さの答えとなって落ちているあーしたてんきになあれのリズム
4
家族とふ欠けたピースを寄せ集めママの味する飴玉ひとつ
3
コンビニのレジでまごつくようになりデジタル弱者で生きゆく覚悟
9
鏡向こうアイシャドウぬる目の辺り亡き母映り浅く息吸う
6
あやとりはいつも私で絡まった田中みな実になれないわたし
5
今更に盛り付けられた言葉さえ傷んでいると気付けないから
4
みぎひだり雨に揺れつつ
秋桜
(
コスモス
)
は閉じた瞳に香りを残す
3
窓開けて半袖の腕すり抜ける秋の色した風木霊する
12
夕焼けを合図にカーテン閉めるときここぞとばかりレールははしゃぐ
11
なみなみとグラスを満たす透明は溢れてしまう不安があって
12
テキストのむこうに生身の人がいる、と言い切れるのもいつまでだろう
2
私らは幸せなのよ、と主張するために焼かれる紅いメレンゲ
1
何者かになろうとしなくていいんだよ 生きてるだけで あなたなんだよ
1
優しさにただただ甘えて生かされる 何もないのは僕でしかない
0
あまりにも 生き辛かろう あまりにも やわかい肌で やわかい瞳で
0
この場所はわたくしたちの夢の跡祝へ地上に降りた星たち(YOKOHAMA)
1
観覧車ゆうらり回り想い出の月を映して洋々と海(YOKOHAMA)
1
観覧車時が留まる天辺は二人キスするための一瞬(YOKOHAMA)
1
罪を悔い 一人嘆きて 神に乞う 赦しを求め 二度とするまい
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