みどりのひかり
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投稿数
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白桃を丸ごとかじるそれもまた若さだったと今更思う
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日が暮れて少し涼しい風が吹く夏の魔物がこっそり起きる
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突然の雷雨の中を駆け抜ける僕は今でもラピュタを探す
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どの海も水平線は似ているが潮の香りはそれぞれ違う
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突然の雨に打たれて少年らサッカーボール追って笑えり
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白雲の夏の形にふくらみて長く明るきゆうべの空よ
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蒸したての蜀黍もろこし熱き皮剥けば黄色と白と粒艶やかに
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夜半よわの雨少し踊って深呼吸生きてることを祝福してる
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あの渡り廊下はとうに無くなって十四の僕の行方は知らず
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父の漕ぐボートは力強かったあの八月の湖想う
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鳩に似た形の青い雲の下あっちの街は知らない街だ
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墜栗花ついりばな甘き香りの雨に濡れ次第深まる枝葉のみどり
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紫陽花の紫枇杷のオレンジと色とりどりに梅雨の点描
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言葉にはまだできないが台風の後の夕焼けいつか歌おう
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校庭は水浸しだね学校のお化け喜び遊ぶだろうな
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野分なる言葉が好きだ だだ広いくさむら風にうねって揺れる
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雨音に耳をすまそう台風の前の夜だよザワザワするよ
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ふと見れば青い空です少しだけ軽くなります憂鬱などが
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画用紙に子どもが描いた太陽にそっくり咲いたわが家の胡瓜
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ラブレターくわえ白鳩飛んでゆく何処か知らない遠くの五月
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芝刈りの後に小鳥ら舞い降りて夏の香りを一緒にかごう
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寒い日に温い湯船に浸かる時猫の料理屋思い出してる
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ささくれにしみる五月雨心にも甘雨かんう豊かに降る日のありて
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この傘が新品だからではなくてこの五月雨が新鮮なのだ
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出鱈目な今日が昨日になっていく明日もきっと出鱈目だろう
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そら豆のそら豆色は初夏の色誰も文句は言えないでしょう
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2210時洗濯干しつ踊ってるふんわり酸素軽い土曜日
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オルレアの白い花々揺れる庭音無く注ぐ五月の光
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音で無く形互いに響かせてろう者の彼としじまの中で
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この秘密空に放とうちょうど良い風が吹いてる明るい風が
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