志島千歌
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これからもずっと言えない君のこと 友だち以上恋人未満
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交差点 体育館裏 更衣室 この日焼け止めはいつもあの夏
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色抜けただけの間抜けなモノクロの中で見つけた君は天然色
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高架下自販機だけが知っている内緒で駆けて手を取った夜
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とっておき秘密煮詰めたママレードあの思い出はお子様の味
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冬の朝寒くて近づく四畳半もう桜なんて見なくてもいい
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するすると髪を撫でてく君の声その冗談はくすぐったいな
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同じとこ何度褒められても浮かぶ最初に教えてくれたのはきみ
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さらさらと 額 鼻筋 喉仏 ほくろを辿って確かめる朝
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目鼻立ち利き手も全部違うのにあなたを追うのはあの子のせいね
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離れてく君を言葉で鷲づかむどうかこのさま笑ってほしい
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手のひらはたったひとりの想い人貴方には帰る場所があるから
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応えたいでも言えなくて重なった指先に込める一瞬の熱
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願ってはいけない指と指の間の摩擦熱だけ残り目覚める
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墨深いわずかな光とその粒子そこにだけぼくがいられるきがした
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車窓からきらきらちかちか知らぬ世のディスコの香り目の前の君
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なんとなく死にたくなった僕がただ見上げる夜に君はいるかな
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テラス席君がいなくなるならいっそ天変地異が起きればいいのに
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鼓膜から夜が滲んで藍色になるここだけで僕が生きてる
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