待っていて 去年の冬に 置いてきた 愛をもいちど 取り戻すから
8
月末のおなかの痛むその朝に トラック突っ込み眼前にて止まる
5
イエスさま 救いの光 神の御子 われらをあわれみ 照らしたまえや
6
キャロリング後あとにグリーが単独で「空の翼」など 泣きそうになった>校歌
5
わかったと 言いはる我の悪い癖 それを見透かす 吾子の優しさ
6
転がりし 鉢の中より 芽を出して 育てし花は 春待つ水仙
7
痛いのが好きなんでしょう?くらやみをなでる両手はいつもやさしい
5
ありがとうは 何回言っても いいのよと 教えた孫も 今二児の母
15
読経して 喪主席座る 友のあり 小さくなり背少し曲がりて
18
給食を食べたことない者ですが揚げパンはジャムとかつくのかな?
4
息継ぎをしないと死ぬぞ 歌を詠む夕暮れ空に溺れぬように
15
突然のバッタにそっと見なかったふりしてぼくが逃げ出しました
3
ここにいる自分のままでいいんだと鏡の中の私みつめて 
29
素馨から「可憐」へ飛んで『堕落論』 あわれむべきの意を考える
2
見上げると壁に小さなバッタ色 そっと隣へ逃げ出した秋
5
さぁ来たぞ 懐かし母校 登山した この坂登ってなんぼだからね(笑)
9
幸せは 人の心に 溢れ出る 愛と言うのを 聞いたことない?
4
都会人 便利というが 穴倉に 暮らしているね ネズミのように
2
美しき 山や林に 囲まれて 青き大空 ここは山梨
6
働けと 定年しても けしかける 貧乏すれば 妻鬼となる
6
なぜかしら 姥捨て山は あったのに 爺捨て山は 聞いたことなし
5
こんなにも 年寄りばかり 世に満ちて やって行けるの 日本の国は
5
春雷に悪魔と契る幼児の首刎ね飛ばし罪濯がばや
2
退職に 勤労者には ご苦労と 言ってあげてね 周りの人よ
5
失業と 嘆くことなし 余りある 時間を趣味に 注ぎ込むばかり
7
師走にて 暖かき冬 面白く 夕暮れにまで カメラ片手に
6
年取らば つまらぬものも 面白く 醜きものは 愛おしくなる
5
九十九くじゅうく の母の介護し見送りた 友の喪服に一筋白髪
13
忘年会、思い通りの人集まり、ほっとし、はじまり、もう満足、言葉はいらない^_^
5
すっぴんの月が浮かんでいる朝に世界の秘密を知った気になる
11