まだ先の予定立てるの好きな妻 それまで生きねば誓いし夫だ
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フォローしてされて読んでる(義務だっけ)(ううん権利だ)フォローを外す
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空洞の 腹に響くは 夏の音  暑さと残る 蝉の腸
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人の世の夏の早さに間に合わずようやく今朝の蝉しぐれかな
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絶唱の小雪演じた冒険家 和泉雅子は波乱万丈
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お隣に座っていてもいいですか恋人なんかじゃなくていいから
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にわかなる雨の粒 車窓を濡らす 今朝干した洗濯 気掛かりに
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ねこ母は 今日も今日とて ツキまくり ライブよ当たれ その他も当たれ〜🙏
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墓場まで 持ち行くことは 出来たとて 身と共にただ 土へ還るのみ
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解答を見つけるまつげ瞬いて 君の全てを喰らい尽くすの
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ホッピーのソト1+ナカ3で まだまだ続くひとりの祝盃(猫母にはわかんねぇだろな)
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場所取りの 関取どかし 寝転がる なにもなかった ような顔して
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席取りの リュックをどかし 座ってる なにもなかった ような顔して
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給料があがるわけではないけれど 売り上げ達成ひとりで祝盃(昭和人なので)
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賤家しづのやの垣根に咲ける夕顔の露かと見えて行く蛍かな
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美豆みづの野の渡りやいづこ旅人の袖はつれなき夕顔の花
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頼まじな契は薄き夏衣ひも夕顔の露の宿りに
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夏風に乾いたデニムの堅さゆえ自由になれぬ私がいる
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明日から短歌始める心あり梅雨明けまじか梅干しを干す
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新築も 搬入足場は にぎやかも くぎうつ人は いちにちひとり \ツーバイフォーからか人手不足か
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天日干しされてる梅を窓越しにエアコン効いた部屋から見てる
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うた友の一人ひとりが愛おしく程よい距離の家族のような
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明けまして何か善き事ありそうで胸の辺りが軽くありんす
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就活に疲れた夕べ ヤドカリがテレビで殻を奪い合ってる
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真夏日のコインランドリーばあひとり「明日しれぬ身に洗濯機高い」 / 買ったほうが良いと思います
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高台の 展望塔から 見る街は 稲の絨毯 さらさらなびく
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美術館 斬新な絵に 驚きを 描いた日付が 書かれているだけ
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ただありあけの月ののこれる独り寝を誰がためとてやまんじりとせぬ
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雨宿り ラウンジで待つ 隣席の かき氷には 桃が丸ごと
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この辺で ベテラン家電 引退す 新たな君と コンビ結成
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