一ヶ月干しておらぬ布団に熱と涙を漏らす時あり真夏の夜
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子どもみたいそう思っても歳上で私にばかりお菓子をくれる
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棋士如く履歴書を並べ棋士如く履歴書に 写真を置くなり母静かに
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あと消して 記憶も消して 元通り 今ここにある 傷跡以外
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倒れ込むようにあなたを愛したい 目の前にある一人のベッド
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片思い 哀れな恋は 花と散る 立ち止まる我 進む君の目
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さよならと 手を振る君と 別れ道 笑顔を明日も 見られますように
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あの頃は 子供だったねと 笑う我 いくつになっても 守っていきたい
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祖父は言う「気は遣わずに気を配れ」 言うが易しとため息が出る
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スタバとかパソコン開いている人よほんとにそこで捗ってるのか/仕事じゃないの?
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何のために息を止めているのかを忘れそうになりながら生きる
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ミニトマトみたいに、あおく収穫してもあかになりたい
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くるくると 今日もよく立ち働いた お疲れワタシ 明日もがんばろ
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夏休み 街では子らが はしゃぎおり 笑い声にも 希望が満ちる
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汗か涙か 握った手にひとつだけの梅雨
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焼き鳥や肉皮肝とむさぼりぬ 無惨なるかな強欲の人
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合えば逸らす 逸らせば合う 青と春の目と目。
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大好きな マンゴー友より 頂いて 南国気分 暫し味わう
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目が合った、気がするような。蒸散にうだる夜道に謎のぬめゝ
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梅雨明けの 文字のごとくに 明るさに 照らされ夏は 我も輝く
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夏の影 集めし如き漆黒の蜻蛉とんぼ舞ふなり静寂のもり
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家々の影と夕陽のくっきりと青田は二色に染められている
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人間の 器はいかに 変遷す 伸縮するや 割って換えるや
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冗談を真に受けるなという君の過去の冗談笑ったこと無し
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一年に一度の贅沢うなぎ食べ安いお茶さえ特上の味
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相撲好き 父の遺影に ラジオ置く 母の姿を 見て見ない…ふり
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覚悟をばしたつもりだが再チェック老い先をふと考える夜
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ホッピーてなんすか?(すっとぼけ😸)ねこ母は今日はハイボール 王将お持ち帰り餃子と
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楽しいな。苦しいな。でもハマりすぎたらダメだよね。でも何が辛いのか分からない。はい、自己責任で依存しました。いえ、ドアスラムすればすぐ治るので。
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「こんにちは、はじめまして」の挨拶に返信が無くてアカウント消す
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