冬の花それほど思い浮かばずに去年の君のスカート想う
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ごろ寝してテルマエ・ロマエを読んでいるついカエサルに同情したり
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ぬいぐるみのような優しさ昔の日今は社会の厳しさ味わい
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君だけに言いたいことってなんなのか考えなくてもすぐに浮かんだ
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家族です血の繋がりなんていらない一般的には「ペット」と呼ぶが
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性格は悪い方が幸せだでも素敵じゃないなそんな生き様
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欠点は「欠かせない点」と考える欠けたらきっと私じゃないから
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忘れてしまった思い出 そこに穴の空いた砂時計
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水星がひとりぼっちと言うんなら、僕がとなりに居てあげるのに
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初詣友と並んで行く娘何を願うか追う除夜の鐘
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事件事故、病気、災害、何もなく・・・神であっても難しかろう
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一番になりたい何もかも捧げて一緒になりたい 度胸意気地無し声にすら出来ず
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あなたのことが1番好きだよもう絶対離さないから逃げないでね
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明日には朝を思って寝る子らの ボイスチャットの声は楽しげ
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いつも見た 景色も地元 離れると 帰省のたびに 写真に収め
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皆様の良いお年をに癒やされてなんかウキウキ令和七年
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今までは何も気にしていなかった 君との会話一語が重い
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別れ際 銀色に光るドッグタグ まるで貴方の依り代のよう
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トラウマをかき消すくらい と言うけれどそれが出来たらトラウマじゃない
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もちを切り甘辛ソースで炒めてた なごり正月休みのおわり
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あめうれし 蛍光ピンクの傘かかげ かつての私がちゃぷちゃぷはねる
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認めたくないがお前が来る前の部屋はきれいで認めたくない
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離れ住む旧友ともと午後の長電話いつかのあの日ああでこうでと
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新天地 涙流して のちはれる 空に向かって 今日も息吐く
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頭を襲う歯根の痛み残されて手抜きのケアー戻らぬ日々よ
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灰色にそびえるビルを覗き込む 青色の空睦月の朝
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そういえばスピードというものがある 電光掲示板に教わる
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玉響たまゆらの雨が今宵を包み込む眠れる僕も眠れぬ君も
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戦争は 何も生まない お互いが 傷を負うだけ 心に深く
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やる気と焦り仕事始めのざわつく心 あなたのLINEでピンクに変わった
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