運河から波打ち際をゆく汽車の窓辺で僕は演歌の男
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夕方はすみれ色してまほろばの如く優しく染まる街角
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透明で あなたの目には 映らない 遠目から見てる 幽霊の憂い
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鼻炎薬眠くならぬの選んだが鎮痛剤が眠気を誘う
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久々に辞書を買っては引く言葉雅な色をに踊らせる
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ギリギリと身を締め付ける悔しさが積もる怒りとなるこの夕べ
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世は情け個室の中で音たてて雲古憎んで人を憎まず
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南風吹きつけ揺れる硝子窓小学校は旧校舎となり
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蘭の花いくつも並ぶ玄関の笑顔の女性ヒトの輝き仄か
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スマホ持ちSNSを眺めては学校へ向け歩く道のり
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ホットミルクティーを飲んで 脳を衝く甘さにあなたを思い浮かべた
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毎朝の外来を請はれ出かけしも二時間余のショートリリーフ
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昨日、今日ゴミ出し以外はひきこもり冬眠明けはいま少し先
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薄氷の 弾け砕ける 春寒し 淡雪溶けて せせらぎ流る 早瀬渦巻 底まで碧く 
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ねこ母へ お悔やみ申し上げまする タヌ猫さんへ冥福あれと
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もう誰も遊ばなくなった空き地でタンポポだけが明るいままで
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某党首ゼロで割るごと問いたれば模範解答聞きたくもあり
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少しでも 貴方が呼吸できる場所 その一端を担えているかな
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春疾風窓打ちつけて木々揺らすバイト行くの自転車揺らす
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春菊を湯掻く香りにふと浮かぶ 母と立ちたる実家いえのお勝手
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でっかい音楽 耳を塞いで このままこのまま 夜の真ん中
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私だけ抱える苦しみ、痛み達 誰にも届くべきではないの
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太陽が眩しい君の微笑みに夜空に+SPFを
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「花は咲く」ピアノかなでる学生の仙台空港弥生の空に
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変えられることへの恐怖だけがこの世から私を庇って擦り減る
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十五年 母に寄り添ってくれました ありがと、タヌ猫 どうか安らかに
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静寂しじまさす電球色に夢うつつ元気ぐるぐるパンツは回り
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これからを生きる彼らが心地良く明るく歩く光ある地へ
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<はる>の音近くにあればうれしくてはねるよはしるよ歌もハモるよ
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姿見の私に問うた「私は私なりに生きれてますか?」
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