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避雷針テレビアンテナ猫じゃらし 学校屋上の摩天楼
8
どちらかに勝ってくれよというよりも どちらも負けるな冬の国立
7
懐かしき門松と顔眺めては画面の日付が正月となる
10
麗しき神話を跡に
拵
(
こしら
)
えるラメいりピンクのネイルチップを
11
疲れたと感じる前に休むよう吾を躾けるは意外と難し
23
甘藍
(
かんらん
)
の値段高騰 豆苗は此処ぞとばかりに 豚カツの友に
21
三・五・九「鎖国」で覚えたその値段キャベツ半玉税抜きの値段
11
「優しさ」を強く感じる月曜日 なぜ火曜日の「イライラ」に負ける?
14
両面のコピーするのに四苦八苦デジタル化などまだ先のこと
23
いつもニコニコしていたと母のいう父会ってみたかった
17
白々と落ちるおつりをわしづかみ虚無漂いてセルフレジより
13
七草のお茶漬けズズッと飲み込んだ粥を厭う声を流して
19
現実から逃げたいときにする行動何でもいいから創作すること
11
20分しか逢えないのに髪洗う? 女心が分からない
貴方
(
ヤツ
)
12
おみくじの小銭がないから五回引こう流石にやめろと笑う夫
11
模試の帰路話し声消ゆ静けさに英語やばいと見るうわの空
7
どうしても隣の芝生は青くって 私の心ブルーに染まる
24
列をなし並び待つ人いずこにも用も足せない不自由タウン
10
冬模様駐輪場は有料で寂しき構図音立て
外
(
はず
)
れ
9
デート前長風呂をしてのぼせてるいつもヘタレのそれはこのオレ
11
朧気に記憶があるのか三歳の長女が眺める新生児服
17
片恋が 舞い散る雪に 溶けてゆく 白にも染まず 透んでいたから
10
上の子を包んだ赤ちゃん用肌着久々に出し眺める冬の日
17
無いものを差し出すことは不可能だ いつまでやるのか愛のカツアゲ
7
帰路の空染める夕日をスマホで撮る余裕が最近なくなっている
6
のびきったカセットテープを巻き取って 私も
詩
(
うた
)
もいずれこうなる
7
朧なる上弦の月駆け往くは 薄雲かかる
天
(
あま
)
の雪原
17
あまくない舌を差し出し愛を乞う昨日の夢からはみ出たあなた
4
誰にでも向いてる優しさベクトルが 唯一留まる点を答えよ
8
やめてやる、確かに思ったことなのに。手前に立って自問を続ける。
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