遠くから 光を求めて 来たヤツに 明る過ぎると 文句を言われ
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物寂し きみに与えし ひと匙に 今や恋しき 張りすぐる乳
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朝餉にて ミルク浸せば クロワッサン 腕に残れる みどりごの重み
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産み落ちた きみを率いる 大海の 泳ぎ方すら わからぬままで
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春を編む文字の飛び込みはっとすは闇夜に詠みしやさしこころね
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目覚めれば見慣れた君の寝顔すら始めからないみたいになるかな
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十二時の 山の寝息で目が冴える 非日常の 檜の天井
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裏返したいぷしー差したはずなのに気づけば表線も外れて
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知ってる? 時さかのぼり ニコ動で 流行りまくった パンダヒーロー
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春の星描くの下手だね本当は暗いところで光るんだよね
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編み残る毛糸でタワシができあがり春になったと思う頃あい
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ココア練り豆乳で溶き飲んでいるポリフェノールとイソフラボンよ
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「さよなら」と言うタイミングは何度でもあったのだから、だから、二人は。
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悲しいとコーヒーばかり飲んでるので、私のカップだけ何か汚い。
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癒えぬまま春を幾たびやり過ごす 瓦礫のなかの光を、拭くよ
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春雪と土の匂いで走る夜 終わらぬ道が僕の答えだ
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3・11 幼き孫が生まれし日 歓びと祈り 分かち合う一日
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アスファルト黒く覗いて痒い目を こすり春へと僕をすすめる
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生ぬるい部屋にひとりの夜をいて 未来をいまも研いでいるんだ
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アスファルトの窪みに春を溜めておく 星の数だけ路面、光るよ
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大空へ線路を越えるアスファルト完成したらチャリで飛ばなきゃ
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雪が降る午前は散歩できなくて積もらぬ午後の散歩も短め
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雪を割り芽吹く命のあるごとく老いた父追い日々を越えゆかむ
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先に起き 起こさないよう うちを出る 新たな暮らし 春、有頂天
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汚染区に取り残されし あのたち あるじ求めて鳴く声虚し  /震災で逝ったペットたちへ
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忘れない 忘れてはならぬ あの記憶 幾多の想い届け鎮魂歌
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あの世など有ってたまるか皆の衆羊の群れに別れ告げよう
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お互いに下と思っている僕ら 輪廻の先も埋まらない溝
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今度こそ関東で雪、降ったって?転ばないでね うん、気をつけて
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紫の 星のかけらの 散りたるが 朝日を得れば すみれと咲けり
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