朝9時半 セミがセミセミ 蝉時雨 あら川の桃 一玉398円サンキュッパ(八百屋さんでゲット)
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これからの政治の行方がどうであれ入れた入れない行かないのすえ
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おいしいお茶と、おいしいお菓子
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尊きは勤勉律儀なハウスキーパー 小さき食客5代目アダンソン
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窮屈なヒール脱ぎ捨て走り出す これからスニーカーが相棒
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結果見てそういうことを考えている人こんないるのたまげて
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ダンゴムシごはんポリポリポポリポリ稀有な静寂しじまを君らも祝うか
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カートから 桃をもどして キウイにし 豆大福は 空気となった
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子供らが砂の即席ダム工事水つかさどる幼き神の手
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海水浴その代償の赤い足ヒリヒリとする脛をさするか
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飛ぶ鳥も 羽をやすめて 一息よ また明日から 頑張って飛ぶ
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うきわ浮くこどものいのち抱きとめて波にゆられてただよっている
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在りし日の 夏休み初日の宵は 屋上に集いし 花火上がり
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信じられぬ(笑)まだまだ体重減り続け 目指すは数年ぶり50kg台!(いま、158cm、60.0kg。夢物語じゃない〜😸)
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自公にも外国人にもNo多く黒地白抜き文字おどる朝
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おやすみと ねこのあたまを なでたなら きこえるゴロゴロ ほんわか気分
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蝉しぐれ降りくる音に見上ぐれば朝の竹林ひかり揺れおり
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憧れはあこがれくらいが丁度よく飲み放題はコスパギリギリ
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朝食後に小学校へ出掛けしに投票所には老いばかりなり
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溶けかけの氷がグラスで鳴るたびに入道雲はますます高く
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ひざ痛がうれしい変化激痛がまだましクラス暑いからかな
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ふるさとの思いの満ちる大西瓜 病の家にどんと幸せ
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夏陽刺す試合へ急ぐ若人の弾むチャットは朝風に乗る
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格安であちこち旅した国内外今なほ思ふモノより思ひ出
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夏盛り、咲きし白百合、香を放ち 揚羽、紋白訪ねるを待つ。
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青空に 入道雲が広がりて 夏の到来蝉時雨降る 
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帰り車窓 あの日を想い 頬涙 タオル差し出す 隣席女性
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遠い声 電話の奥の その憂い 晴らしてやりたい 他の誰より(同人誌「ねこのあしあと」〜子供の体温〜より、六首目)
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墓前にて 君の頬には 涙あり 後悔残る 大阪の夏
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するまいと誓ったラインふさぐ声抑えきれない胸の生き物
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