白い岸、緑の地に昇る暁、そんなあの世でありますように
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白色の魔法使いが言っていた死は誰もが通ることになる道
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家に来て君がかまうのは猫ばかり どう頑張っても勝てずやきもち
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5年ぶり会った友達気まずくて「次会うのは大学生かな」
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ひさびさに厚底パンプス履きたいな ハイソックスには ちと合わぬかな(悩)
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正月のゴミ出して知る三賀日さんがにち、人生×かける幸せの数
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ロングカーデ アリでもナシでも 着ますとも おしゃれの正解 人それぞれに
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チビ猫が寝ぼけて目の上蹴ってった ひとつ枕を分け合ってたのさ(んもう〜バンドエイド目立つ(苦笑))
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友人が再検査だとぼやいてる 胃カメラが胃に着かなかったと / 日常の怪
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飼い猫の尾が二股になっていた おまえ今年に生まれたのにね / 日常の怪
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お互いに逃げられないと結束をした途端もう古希だ人生
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明確な正解はないから主張してるが勝ったビールまだまだ
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連絡が途絶え終わりを迎えたら「いい友達になろう」もなくて
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実害は仮に失敗してもないようやっている偉くなりたい
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気が緩む思い描いたシナリオに進み彼女もできたんだ古希
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ゆっくりと正月気分に浸るのを 叱り飛ばした怒涛の流れ
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歌壇にも二世出現小島なお 何処がいいのか主観押し売り
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あれは何満杯だった猫ビルの 知の集積も悲しく消えて
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50年くらい前のサンタさんが触れたであろう空箱を捨て
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教科書をぜんぶ忘れた子がもどり送り届ける車中の空気
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ザクザクと音のするよな霜柱ふみ歩きたいけれどよそんち
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長生きの秘訣は何も気にしないことだと思う祖母を見てると/白寿
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結婚し 家族となれば 毎日が 出会いと別れ 意味もなくなり
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すずしろの庭に生きる葉一草ひとくさの粥をすするや春の香りの
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朝出会い 昼別れても さよならと 言う暇もなく 時は過行く
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思うまま 好きなことだけ していれば もっといいこと 失うことに
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まったくの雲一つなき晴天は やましくもあり北国思えば
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はじめてのおとなサイズの浴衣着てぼんぼりが照らすおそとのお風呂
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眠れなくなっていること朝という時間を愛せなくなったこと
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女装には全く興味はないけれど丈高靴はちょっとうらやま
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