Utakata
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志織
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長き夏生き抜く力試される 修羅の果てに紅葉眺むる
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もう君が君でなくなって三年目 共に歩みし友はいずこに
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秋空に雲の流れが速過ぎる 初めて見しや自転す地球
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映画を見終わったよう祝宴の 二人の笑顔誓った永遠が
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荒波を泳ぎきるのか情熱を 隠し通すや道理の顔で
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悲しみを抱え旅に出てその重さ また持ち帰る猛暑の夏に
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頭上に炸裂す雷電千発か 台風一過のゲリラ豪雨
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無意識に戦い続け負けを知る 猛暑に勝てる猛者になりたい
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気温の上昇止め得るどこかの汝に ノーベル賞をいくつもあげよう
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夏休み怖すぎて定番の 入道雲はもう描けない
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君描くブルーの夏は寂しくて 眺めてるだけで失恋の味
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風鈴が似合わぬ夏や室内に ぶら下げられて色もなきなり
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そうなんだと言えるまでの君の言う 覚悟とやらにべそをかく日々
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故郷は遠きにありて ユーチューブ ライブ映像で祭りを観る
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時として 光降り注ぐこの街は喧騒さえも舞台装置に
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白き花風雨乗り越え凍えたるこの手に重し一粒のミカン
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意にそまぬ別れ選びし晩秋や 罪なき罪を共に背負いて
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道行けば宝石の輝き放つ野花 ススキの穂波シラサギの舞い
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畳踏む夕暮れ時の満ちたりを 教えてくれるうたた寝の夢
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秋の雨窓の外はモノトーン溶け込んでいる眺めてる我
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少年の遊ぶ指先点けては消すやソーラーライト伸ばし畳みて
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秋日和いっぽん道に蕎麦処揺れる暖簾に誘われくぐり
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軍艦が必要とされる現実や港クルーズ 空が青過ぎ
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天国へ上る秋の日真っ赤な コキアの丘は海浜公園
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一つこと終えると開くドアの音さあ迷わずに 見知らぬ街へ
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後悔が君を泣かすかただ心許してただけ只それだけと
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大根を載せし軽トラ通勤の車に紛れて信号待つや
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待ちわびし大地にようやく雨が降る罪滅ぼしにか日がな一日
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旅先で交わす言の葉付き合いの長き人にもなき時があり
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地の果てへ彷徨うは秋一人きり砂州は長く長く長く
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