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向日葵
(
ひまわり
)
の笑顔のような
貴女
(
きみ
)
だから
黄金色
(
こがねいろ
)
した糸で進める/刺し子
36
五七五
(
ごおしちご
)
七七
(
しちしち
)
でなく ても
三十
(
さんじㅤ
)
一
(
ㅤういち
)
に
収
(
おさ
)
ま ればいんでさう
4
努力など誰も見てなどいないこと分かりつつある二十代なり
21
欄干(おばしま)の 端より端へ 駆け抜けて 大松明を 闇に掲げぬ /二月堂修二会大松明三月十日
15
『電波が受信できません』そうやって拒絶できるのうらやましいな
7
真昼から明るい日差しに涙してピンクの色の花束を買う
6
大松明 燃え上がりけり 二月堂の 軒の垂木の 焦げむばかりに /二月堂修二会大松明三月十日
13
恋したらどんどん歌が出てきたが鬱になっても歌は出てくる
13
この身吹く風の音が聞こえる そうかそうなのか 友の逝きし夜
17
こころから自分を恥じて振り返る白木蓮の忍耐強さ
22
記憶の日、思い出せなくなる前に 過去のいつかでまた会いましょう /3.11 東日本大震災によせて
23
花粉
(
はる
)
の日々 籠り居らずに歩けよと 空の青さが奮い立たせる
26
風止んで 瞬く空や 暖を取り スマホ立て掛け 聴くドビュッシー
19
友訪ね瓦礫の道を行きし春 さざなみ光る海眺めつつ
39
見てしまった 友だちの彼氏 さらりと 涙みせず 振り返り笑顔
9
片や減り 此方大増 国会の 代わり映えなし 質疑応答 ※ 「片や此方」 相撲です
14
下向いて片手袋を探す海
(
わたの原 八十島かけて 漕き出でぬと
)
人には告げよ あまのつりぶね /参議篁 11/100
10
軟飯の 粘度に惑ふ 幼子よ 立ち向かひたる 人生の壁
8
「もう」なのか十五年とは「まだ」なのか震災の日から十五年過ぐ
29
夜に沈む部屋にプラスの網ゆれる『短歌』『テミス』に『ひらやすみ』して
13
触れたいという願い ただ焦がすだけ せめて影だけ重ねてみたり
8
誰のためでも無く生きるため今日庭のラナンキュラスひとりで咲く
10
かっこよくしにたいとかまだそんなこと呟いてて東進のみどりベタ塗り
5
悲しみの 先回りして 肩叩く 何を驚く 俺だよ俺だ
3
まっすぐに 切られし町を歩みゆき 曲がる心の 行き場なくなる
16
廻りくる
3
.
11
原発を逃れし
Y
子はどうしていよう
25
春の宵 二人見上げる 光の海は 綺羅綺羅と 無限の宇宙
6
震災の日 十四時四十六分 忘れじの
刻
(
とき
)
黙祷
捧
(
ささ
)
ぐ/東日本大震災
32
願わくば私のことを知らないで 振り向かぬ風を受け流すよう
6
バスの外いつも通りの街と人 いつも通りがありがたい今日
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