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お気軽に声掛けくださいご家庭でご扶養のものお引き取りします
5
説教も 下手に慰めも しないから、ただ、 君の隣で 一夜越させて
3
これからは肝に銘じる親父たち「泣く子と児相には勝てぬ」由
17
パンのにおい商店街に漂う暑くなければ散歩したいのに
13
夏風が連れてきた恋だったから 連れてゆくのは秋風だった
6
自責の念 後悔諸共 掃除機で
昨日
(
さくひ
)
の
芥
(
あくた
)
ごと 吸ひ上ぐる
23
行く鳥の人馴れもせで安らかに生き死ぬる世にありこせぬかも
9
オロナイン、帽子変えたの。貝殻か、似合うね、確率がくれたんだ。
3
子が子守り 親は
電子板
(
スマホ
)
に 操られ 怒れど叱れぬ 哀れな
大人等
(
こどもら
)
9
ねこたちや 交流戦前の一大事 ニュースのショックを 和らげておくれ
20
声出して笑った笑って気がついたまるで贈り物ひさしぶりだった
20
「ありがとう」「ありがとうございます」 こだませし 終点駅の 客と運転士
16
病み上がり 外の空気の 清しさよ 笑えて嬉し 食事もうまい
28
二時間の行列ならぶ 道楽の身過ぎ世過ぎか 夕まぐれなり
12
紫陽花や 雨降る
社
(
やしろ
)
手水場に ふたつ並んで 雨を見ている
21
花菖蒲 水面に映る 群青の 姿重ねて 君おもう朝
9
今よりは我儘に生くわれなれば御好意の印御無用願ふ
14
この言葉使いこなすといいらしい「だからどうした」「これでいいのだ」/インスタより
18
それもまた いまの自分と 思えたら ふるえる手のひら それさえも良し
25
最悪の大統領だと信じたい決めつけらえて教科書に載れ
9
登校の 門限間際 気にもせず ひよこの如き 一年の群れ
24
久々に手に取る雑誌の金額を見て棚もどす 印刷が死ぬ
13
使い捨て傘を開いて街頭で環境語るばかな政治家
1
おい鴨よなんであんたはせわしなくいつも羽ばたき飛んでいるのか
17
エンジンの音が響かう交差点ひょっこり覗くは
紫陽花
(
あじさい
)
の
鞠
(
まり
)
19
くちづけの後も敬語を続ければ あなたの森で迷わずに済む
21
不足をば目詰まりしてると言うのなら 目詰まりしてる俺の給料
4
奥武蔵 グリーン街道 香る風 葉裏奏でる 森の音楽
7
少しずつ 移ろいゆくのが この国の 季節であった
暫
(
しば
)
し前まで
23
「ひとつだけ」 朗読してた 先生が 声ふるわせて 泣いた教室
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