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娘が言う「あたし」に注意してみても黒柳さんの「あーた」は黙認
31
あけがたに こんびにいって すれちがう これからかえって ねむるひとたち
10
この数字この線 生
(
い
)
かしてあげたいの 全部必然だからこそ好き
(
)
/パズルを解いていて
13
原爆に憤慨好きでなってないやられたとあの日に被爆者に
34
併殺打打った瞬間理解した 涙よ出るなまだこぼれるな
10
打球は際どいショートゴロで あと一歩だけ足が届かない
7
一抱えほどのちひさきプールにて アヒル隊長ぐるぐる回り
12
八百万の 神に祈りて 土まみれ 闘魂燃ゆる 甲子園の夏
12
あたし花火貴方に誑かされて駆け、散るひとなつの思ひ出みたいね
6
hanse
5
多幸感ピンクメイクは貴方には見えていたかな花火大会
15
珍しい一秒おきに鳴く雀 わが家の庭での求愛いとし
16
夕雲が織りなす茜参道の丹色の鳥居吸い込まれ行く
28
緑青の甍の上に雲の峰柏手響く静寂の杜
26
夏の朝 開かぬ扉の 最後尾 我の後には 一人も来ずに
25
8
月の、朝のぬるめの温度感によく似た君のずるい優しさ。
9
自覚せぬ罪には罰を捧げよう 頭を垂れよこれが救いさ
7
僕は見た沈む夕陽のその先へ 落陽を越え飛び去る竜を
6
黄色よりうす紅色に変わり行く庭の
風情
(
ふぜい
)
を縁側より見る
5
抜きん出て我咲く放つ山百合の説いているのは協調性か
11
セレブしか行けない国なの?ねずみ国 九月一日課金記念日
8
歌詠めぬ恐怖と意地のせめぐ朝 心ゆれなば
境界
(
きやうがい
)
あらず
9
数値悪し 四十下りて のびのびと いらぬ数増え 給料増えず
8
ウドの花のメルヘンチックな可愛さに小さな妖精隠れてそうで
22
境界線 雲と空とが話してる「今日も白いね」「今日も青いね」
18
酒などが あるのが悪きよ 某が 呑み討ちて 御座候よ
4
遠方の君の思ひもその声も 耳許に連れて来るる
電話
(
スマホ
)
23
地に落ちて蝉ジイジイと断末魔 柴犬
戯
(
じゃ
)
れる 暑さのさばる
21
キノコ雲立ちしヒロシマ黒い雨 いまドームの空へ鳩の飛び立つ
26
仕事では 微力尽くせし 外面も 家ではだらけ 掃除進まず
7
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