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立秋とニュースは言うが 熊蝉よ おまえの声はいつ止むのかね
11
ソプラノが出ないあなたも素敵です とても綺麗なステンドグラス
5
夏の色 濃くなる影と 麻のシャツ 空白の風 そっと撫でゆき
7
いつになる 癌の寛解 病むこころ 先は見えずが 残る思い出
20
戦場に行かせないため船上に行かせて死なせた良い教師だね
9
夕風に 胸撫で下ろし ホッとする 仕草に覗く 百合の花となり
6
白波に 遠くの崖と青き空 病の体 痛み凪ぎゆく
13
幾度か 義父と歩いた 散歩道 風にさからい しじみ蝶舞う
30
肉を焼く
煙
(
けむ
)
に巻かれし甲虫を
放生
(
ほうじょう
)
するは先祖と思い
7
帰り道 わざと間違え 遠回り ふたり並んで 自転車を押す
19
カナリアの ごとき音色で 鳴く
野鳥
(
とり
)
は
番
(
つがい
)
になりて 枝を飛び交う
22
五分後に忘れるメモリーの
義姉
(
あね
)
なれど 桃を食みつつ幾度も「うまい」
33
中華屋で ランチしながら ミーティング カレーを頼む 若手は笑顔
17
夏休み お泊りにくる 孫娘 仁平もって お祭りモード
29
J
リーグ 開幕前の 駅前は 赤い軍団 笑顔で溢れ /がんばれグランパス
20
世間では お盆休み 突入で 通勤渋滞 皆無の朝に
14
茹だるよな 真昼の川辺 過ぎゆけば 川面切裂く 燕の黒よ
27
見初
(
みそ
)
められ
嫁
(
とつ
)
いできたという
嫗
(
おうな
)
串を焼き継ぎタワマンに住む
7
朝方にわずか二時間草取りを 昼寝醒めたら既に夕刻
12
暮れかけて 表通りの打ち水へ 通りすがりの三毛立ち止まり
25
代々の 猫世話焼きし 下男吾 猫語も堂に 入りしもまだ
11
乳児らの
俥
(
くるま
)
押しゆく保育士の知るか知らずか
拝一刀
(
おがみいっとう
)
13
湯を浴びし 室の縁にて 指示す猫 猫語で返せば 訝しみて見る
9
哀しげな歌詞を欺く長調の調べ明るき「お千代さん」の歌 /2026/8/8NHKFM歌謡スクランブル
8
長唄の『カレーライスの唄』と言ふゲテモノ吐きし貝の耳かな /2026年8月8日NHKFM杵屋佐喜『カレーライスの唄』
8
繰り返すさざ波のやうに押し寄する目まひと吐き気 「笑いの日」にも
10
「ハ(8)ハ(8)ハハ」の笑ひの日にも笑はれず差し込み堪ふ老いの太眉 /八月八日
9
ふたりめの大事な
相棒
(
バディ
)
無くすなよ飲めないままでグレングリアン
6
カツアゲが議員同士のことならば するもされるも政治から去れ
6
点滴の代わりになってちょうだいね明治エッセルスーパーカップ
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