oyo
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あなたと同じ時代を生きれることが幸せ

昼過ぎにミモザの花をリビングへ  素敵な春を連れておいでよ
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一歩先 お出汁だしの香り キッチンとわたしの間をやさしく埋める
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冷え込んで雪ふる朝の曇りくもりまど窓  それより眩しい青はしらない
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天邪鬼あまのじゃくぶっきらぼうな優しさとすみれを添えて、なんてかわいい!
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淡色あわいろのある冬の日の綿菓子わたがしの口溶けによく似たもの忘れ
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享年の眠れるまえの慶事けいじさえ忘れてしまうあすの朝には
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負け試合あきらめないでわかること  戦い方と考える意味
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対岸にかすんで揺れるその姿 波打ち際の声にさわって
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世界一やさしいきみの部屋の端  気になっているきみの読む本
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あめ玉を勢い余ってばら撒いて  諦めのつく今日の空き瓶
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月あかり干渉し合う波ふたつ ふちに沿わせて確かめている
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泳いでたつもりがきっと流されて  優しいさかなに守られている
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鮮やかに実る豊穣ほうじょう七輪に  よく焦げかおる秋があるかな
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きみの云うとおい約束あたためて 心のうちで密かにひかる
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祝祭に流れ落ち行く烏瓜からすうり  掴めず星とひときわ光る
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湿り気にやなぎがほつり。いや、どうも あれの涙に当てられている
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おせんたく、曲げ丸まるぬいぐるみ  天日干ししてほんとごめんね
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お魚に春って書いてさわらです  春が好きなら好きだといいな
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才能を買ってもらえて嬉しいです  とにかくやります頑張ります
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千年も眠るさなぎの曇り窓  体温の透けるやわらかい鼓動
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春雨の露を落とした君と僕  柔らかい花と二煎目のお茶
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煮え切らない暮らしをほんの少しだけ あなたに褒めてもらいたいだけ
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日の暮れにとなりの花を羨んだ 伏せたまつげの初心うぶなきらめき
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花束を抱えて急ぐ行き先は  この世に生きる美しい人
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触れるのも戸惑うようなやわ肌に  素敵な人と思うばかりで
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そっぽ向くふくれた頬に秋、触れる  きみを温める紅茶になりたい
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色淡くかさねて触れた肩越しに  きょうの命を物語る夜
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荒波ににじむ頬紅したたかに きみの背中を押してあげたい
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繰り返し さきの未来に 馳せるきみ 今日の幸せ 忘れちゃうかな
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眩しさに 立ちどまる影 縮み行く 真昼を知るたび 眠くなるのに
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